第68問 ページ18
「起きて…A…!起きて」
体を揺らされた
『あ…おはようございます。』
僕はまだ眠い頭を無理やり動かす
「大丈夫?顔、洗ってきな」
福良さんの言葉に僕は『はい、』そう言って立ち上がり僕は部屋を出ようとした
そう、した___のだ。
思ったよりも僕の足には力が入らずその場に崩れるように座り込んでしまった
「大丈夫!?」
福良さんが駆け寄ってきた
『あ、はい。大丈夫なんですが…』
僕が言うとガチャッとドアが開いた
「どうかましたか?」
水上さんが寄ってきた
『あ、いえ。少し力が入らなくて』
僕の言葉に水上さんは少しだけ眉を寄せた
「とりあえず、僕に掴まってください」
そう言われ手を出された
僕は素直にその手を取り立ち上がり、支えられながらリビングに向かった
「おはよ…Aちゃん大丈夫??」
伊沢さんの質問に『なんとか…』とだけ答えた
ソファーに座らせてもらった
「とりあえず、これを飲んで」
水上さんに薬を貰った
福良さんが僕の前に水を置いてくれた
『ありがとうございます』
そう頭を下げて貰った薬と水を飲む
「14時から撮影だからそれまで何かある?」
伊澤さんに聞かれ僕は『講義は休みなのでなんもありません』と答える
「何も無いなら撮影するか…」
ボソッと言った言葉に水上さんが「今は無理に頭を使わせたりするよりはリラックスさせとくべきですよ」と言った
「それもそうか…」
なんて伊沢さんが納得したように呟いた
それから水上さん、鶴崎さんは講義のため帰って行った
「これから撮影するからAちゃんは好きにしてていいよ」
伊沢さんが優しく微笑んでくれた
僕は『分かりました』そう答えた
しばらくしてから川上さん須貝さんが来て撮影が始まった
僕はカメラに映らないとろで本を読んでいた
途中で眠気が襲ってきた
いつもよりは怖くない
少しだけ優しいそんな眠気に誘われ僕は意識を手放した
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リん@紅月(プロフ) - あっぷるぱいさん» コメントありがとうございます。良かったです。書き直そうか悩んでいたんです。ほんとにありがとうございます (2019年3月6日 0時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるぱい - このお話すごく好きです!更新楽しみに待ってます。個人的には主ちゃんの心情がダイレクトに伝わってきたのでハロハワユからの引用とても好きでした´`* (2019年3月5日 21時) (レス) id: ba105b9c2d (このIDを非表示/違反報告)
リん@紅月(プロフ) - 8shione8さん» た、多分大丈夫だと思います……もし問題なら書き直します (2019年3月5日 1時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
8shione8(プロフ) - ハロ/ハワユ参考どころか歌詞そのまますぎて大丈夫か不安になる…。 (2019年3月5日 0時) (レス) id: 077049eca6 (このIDを非表示/違反報告)
リん@紅月(プロフ) - 。さん» すみません、作詞さん違いました。すみません (2019年3月5日 0時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リん@紅月 x他1人 | 作成日時:2019年2月13日 7時