43話‐温泉onICE‐ ページ46
やっぱり勇利は想像以上のことをしてくれる
色男じゃなくて、美女になりきるなんて
これならヴィクトルとは比べられようもないし、新鮮さもある
まさかこう来るとは思ってなかったなぁ
拍手が鳴り響く
勇利の演技が終わったらしい
ヴ「勇利!!あんな美味しそうなカツ丼はじめて見たよ！」
晴「まさか女性らしさを取り入れるとは思ってなかった、発想の転換が凄いね」
ヴ/晴「ただ、一つ言っていいかい?」
勇「は、はい」(声が揃ってる)
ヴ「あのイーグルからのトリプルアクセルは何だ?
練習した中で一番最悪だ!」
晴「一瞬の焦りが表に出てたね?ステップが一瞬雑になってた、それに」
2人で同時に長々と演技のダメ出しすると、勇利が倒れ込む
少し言いすぎたかな?
と周囲を見渡す
晴「…ユーリ?」
俺はユーリがいないことに気づき探しに控え室へと向かうと荷物がない
…外か?
ユ「…勘違いすんな!ファイナルで優勝するのは俺だから、そう言っとけ!」
外に出るとユーリと優ちゃんの姿
晴「ユーリ、帰るのか?」
ユ「…帰る、結果も想像つくし
ヴィクトルも晴も釘付けになってたんだから…」
じわっと涙目になるユーリ
晴「…優ちゃん、先に戻っててくれるかな?
ヴィクトルに何か聞かれたらすぐ戻るって伝えて」
優「分かった!」
優ちゃんは物分りがよくて助かる
晴「君は負けず嫌いだからね、そんなに俺とヴィクトル顔に出してた?」
ユ「…あぁ、イラつくくらいに」
抱きしめるとユーリが服をギュッと掴んでくる
晴「…でもいい経験になっただろ?
試合に負けた事を今後に活かせるか活かせないかでまた強くなれるかが決まる」
ユ「…晴とヴィクトルがそうだったように?」
晴「…まぁね、俺のライバルがヴィクトルだったように
ユーリのライバルは勇利だね」
ユ「…絶対カツ丼には負けねぇ」
晴「…ところでそのカツ丼って何?あとユリオ?も」
ユ「…太ってたからカツ丼、ユリオは…なんかカツ丼の姉貴に付けられた」
…単純な理由だなぁ
ユ「晴はロシアに帰んねぇのか」
晴「…もう少し滞在するよ、すぐに戻るからヤコフにはそう伝えて」
ユ「…そうか」
晴「そんな顔しないでよ、ちゃんと戻ってくるから」
ユ「うん」
晴「迷子にならないようにね、ユーラチカ」
ユーリをギュッと抱きしめて耳元で囁いた
ユ「…迷子にならねぇよ」
悪態をつきながら歩いていく姿を見送ってヴィクトル達の元へと戻った
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れのま(プロフ) - 柚さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございませんm(_ _)mこの作品は名前固定となっているので変換機能は付けておりません (2017年8月2日 22時) (
レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)
柚 - 名前の変換ができないのですがどうしたら良いのでしょうか、？（ ; ; ）是非読みたいのです教えて頂きたいです。 (2017年7月9日 2時) (レス) id: a8b78700e7 (このIDを非表示/違反報告)
れのま(プロフ) - コウさん» コウさんありがとうございます。今になって気づきました、訂正しておきます。 (2017年3月9日 17時) (レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - こんにちは、コウと言います。こんな事指摘するのもあれなんですが、最初の二つエピローグとなっていますが終わる時がエピローグで始まりはプロローグだと思います。失礼しました。 (2017年3月7日 10時) (レス) id: 41dfced98c (このIDを非表示/違反報告)
れのま(プロフ) - 白陰さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです!!誤字指定ありがとうございます!気づいてませんでした；；これからも更新頑張ります! (2017年1月8日 11時) (レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れのま | 作成日時：2016年12月31日 13時
