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37話‐日本‐ ページ40

―長谷津―

晴「やっと着いた、ユーリと勇利ビックリするかなー」

 ヴィクトルは知ってる…と思う

 酔っていたから覚えてるか分からないけど


晴「さて、どうしようかな」

 日本にいることを母さんと父さんに連絡したら今は出張で留守中らしい

 ヴェーチェルとヴィスナーを家に留守番させて外に出る
 
晴「…アイスキャッスルかなー」

 勇利達がいるであろう場所に目星をつけ、歩き出す


――

 アイスキャッスル前

 チラチラとアイスキャッスルを見る人たちが見える

 …何してるんだろ?

晴「ねぇ」

「えっ!?」
「ちょ、この人って…」
「和久井晴!?」

 何かすごい驚かれてるんだけど

「うっそー!!すっごーい!!」
「何で日本に!?」
「本物だっ!!」

 あぁ、ヴィクトル達のファンだったのか

晴「中にヴィクトル達はいるのかな?」

「あ、はい!!」
「お迎えですか!?」

晴「え?あ、いやちょっと頼まれ事をされて」

 …お迎え?

 って…人が増えてきたなぁ

晴「じゃあ、俺用事があるから」

 手短に切り上げて中へと入っていく

「話せちゃった!!」
「もーやばい!!東京から来てよかったぁ!!」

 やっぱりあの人たち地元の人じゃなかったんだ

優「すみませーん、今は貸切中で滑ることはできな―」

 カウンターから顔を出したのは優ちゃん

晴「久しぶりだね、優ちゃん」

優「は…晴兄!?」

 カウンターにバンっと手をついて体を乗り出してくる優ちゃんの勢いにびっくりする

優「うそうそっ何でっ!?今ロシアにいるんじゃ…ッ」

晴「普通ならそうなんだけど…同門の2人が勝手に日本に行っちゃっててね」

優「あ、ヴィクトルとユーリ君?」

晴「そう、2人はここに?」

優「ユーリ君と勇利君ならもう来とるけど、ヴィクトルは見とらんよ」

 …久しぶりに見る優ちゃんの顔をじっと見る

優「晴兄?何?何かついとる?」

晴「前よりも綺麗になったね?」

優「ッそ、そんな褒めんでよ!!照れるやんっ」

 反応は昔のままだ

晴「豪はいないの?」

優「うん、おらんよー」

 残念、久しぶりに顔見ておきたかったのに

 また今度でいっか

晴「じゃあ、中入らせてもらうね」

優「どうぞー」


 受け取ったスケート靴に履き替えて奥へと向かう

ユ「ちゃんと見てたのか?フォームが汚ねぇ!」

勇「むぅ…」

 ユーリ?

 何をして…

 目の前では勇利にユーリが4回転サルコウを教えていた

 なんだ、結局仲良くなっているじゃないか

38話‐日本‐→←36話‐頼み‐



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設定タグ:ユーリ!!!onICE , 男主 , ヴィクトル   
作品ジャンル:アニメ
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れのま(プロフ) - 柚さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございませんm(_ _)mこの作品は名前固定となっているので変換機能は付けておりません (2017年8月2日 22時) (レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)
- 名前の変換ができないのですがどうしたら良いのでしょうか、?( ; ; )是非読みたいのです教えて頂きたいです。 (2017年7月9日 2時) (レス) id: a8b78700e7 (このIDを非表示/違反報告)
れのま(プロフ) - コウさん» コウさんありがとうございます。今になって気づきました、訂正しておきます。 (2017年3月9日 17時) (レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - こんにちは、コウと言います。こんな事指摘するのもあれなんですが、最初の二つエピローグとなっていますが終わる時がエピローグで始まりはプロローグだと思います。失礼しました。 (2017年3月7日 10時) (レス) id: 41dfced98c (このIDを非表示/違反報告)
れのま(プロフ) - 白陰さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです!!誤字指定ありがとうございます!気づいてませんでした;;これからも更新頑張ります! (2017年1月8日 11時) (レス) id: d4b51bbccd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れのま | 作成日時:2016年12月31日 13時

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