金木犀【treasure】 (ページ7)

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7、わかんないページ7

食堂につき、お弁当を持ってきていた私とスヨンは
先に席を取って、座って待っていることになった。

sy「見れば見るほどイケメン君じゃん」

「本当にね、なんで私なんか選んだんだろ」

sy「はー、、、本当にあんたって子は。
　もう少し自分のこと認めてあげなよ。」

「んー、、、」

スヨンと話しながら
ヒョンソギと一緒に食券の列に並ぶ3人を見る。

涙ぼくろのある彼はパク・ジフン君、
まん丸目でスタイル抜群の彼はキム・ジュンギュ君というらしい。

先ほどここに来るまでの道中でヒョンソギに教えてもらった。

本当、並んで立ってるだけで絵になる4人だな。

ぼーっと4人の方を見ているとジフン君と目が合って
よしのり君を肘でつついた。

よしのり君は一度首を傾げ、
こちらを見ると一瞬目を見開いた後両手で顔を隠してしまう。

それを見たジフン君が顔をくしゃっとして笑いながら
よしのり君の肩を抱いた。

sy「、、、、あんたってそんな顔する子だったっけ。」

「え、、、、なんか変な顔してた、？」

sy「、、いや、、、。

　本当に昨日知り合ったの？」

「んー、、、、
　会ったことはあるらしいよ。私は覚えてないんだけど。」

sy「ふーん、、。」

「、、、、なに？？？」

sy「いーえ、なんでも〜」

「なに、気になるんだけど？」

sy「気にしない気にしない〜」

「、、、、、、、。」

スヨンってなにも考えてないようなフリして、
時々こうやって気になるようなことを言うんだよな。

sy「ねぇ、なんであの子はOKしたの？？」

「あの子は、、？」

sy「今までは告白されても断ってきたじゃん？
　なんでよしのり君はOKしたの？」

「あー、、、。」

sy「なんか理由あるの？」

よしのり君と付き合った理由、、。

「、、、、あると言えばあるし、
　ないと言えばない。」

sy「なにそれㅋ」

「んー、、、、。
　あの子さ、手震えてたんだよね。告白する時。」

sy「、、、、、、、。」

「それを見てなんか、、、。
　
　手を握ってあげたくなった。
　震えを止めてあげたくなった。」

sy「ふ〜ん、、、、。よくわかんないわㅋ」

「だよね、私もわかんないㅋ」

sy「ま、、、
　 2人とも楽しそうだしいっか〜」

そうして2人で話していると
食券と料理を交換した4人がプレートを持って歩いてきた。

hy「お待たせしました〜」

ys「すみません待たせて、。」

sy「女子トークに夢中になってたからお気になさらず〜」