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228、約束 ページ45

A「うちのメンバーはさ、
  みーんな優しくてあったかいから。

  私がいくら傷ついてない、平気って言っても、
  誰よりも怒ったり悲しんでくれる人達だから。

  みんなにそういう思いをさせるようなことをしたくなかった。」


hr「、、、、。」


A「それに自分からこの世界に飛び込んだのに

  厳しいことはわかってたはずなのに
  助けを求めるなんて、

  世間に逃げてるって思われるんじゃないかって
  そんな気がしたんだ。」


hr「、、、、、。」


A「でも私がもし、あそこで断らなかったら、
  あの子にあんな事させないようにすることができたかもしれない。

  ハルトとヨシ君の前であんなことにならずに済んだかもしれない。

  ファンの子達に心配かけずに済んだもしれない。
  オッパ達に余計な心配かけずに済んだかもしれない。

  今よりも少しでも良い結果になったかもしれない。



  私が、自分のことしか考えてなかったからこうなったんだよ。
  だからハルトはなーんにも悪くないの。

  私の考えが甘かったんだよ。
  その考えの甘さが招いた結果だよ。」

hr「、、、、、、。」

A「だから、むしろ私の方がごめんね。

  あんなものを見せて本当にごめん。
  傷つけてごめん。」



私の言葉に、ハルトは
そんなことないと言うように、泣きながら頭を横に振った。





A「おいで。」


そう言って手を広げると、スッと腕の中に入ってくる。

頭をゆっくり撫でると、
背中に回された腕にきゅーっと力が入った。


hr「、、、、こわかったっ、。」

A「うん。」

hr「Aちゃんからっ、、、血出ててっ、、
  俺っ、、、パニックになってっ、
 
  なんにもできんかったっ、、、。」

A「私だって同じ状況だったらパニックになるよ。」





ht「病院に行っとる間っ、、、

  ヒョンソク君とかっ、、
  お前は悪くないって言ってくれたけどっ

  でもっもうちょっとズレてたらっ、、、
  Aちゃんが死んでたかもって思ったらっ、、」


A「うん、。そうだよね、、。
  本当にごめん。」

腕の中で必死に自分の気持ちを話してくれる
ハルトの背中を撫でながら謝ると、
ううんっ、と首を横に振った。

229、可愛い→←227、責任



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OnO(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます!YG社屋でやってたやつですね!!了解です!! (2022年10月25日 10時) (レス) id: 46042541d6 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - treasure mapのxマン当てゲーム?みたいなの見たいです!!これからも更新頑張ってください! (2022年10月15日 23時) (レス) @page49 id: 58622dd93d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 更新たのしみにさせてもらってます! (2022年10月15日 5時) (レス) @page48 id: 5fff5886c4 (このIDを非表示/違反報告)
ボボ丸 - もう!めっちゃ面白かったです!更新待ってます♡がんばってください! (2022年10月12日 17時) (レス) @page44 id: 8e4bcc8082 (このIDを非表示/違反報告)
OnO(プロフ) - もさん» コメントありがとうございます!!Twitter風気に入っていただけてよかったです!!これからたくさん使っていきますね〜 (2022年10月11日 0時) (レス) id: 46042541d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ono | 作成日時:2022年9月23日 18時

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