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39、私なら ページ40

『死ぬほど愛してたみたいだ



 消えた火種がまた燃え上がってるみたいだ



 胸を締め付けるのは恋しさか



 それとも自分勝手な寂しさか』





恋人同士の別れの悲しさを描いた


凄くダークなコンセプトの曲だ。




Jチームの息のあったダンスに
練習室でも歓声が起こる。




きっとこのチームもすごく仲がいいんだろうな。







大きなミスもなく、
Jチームは無事パフォーマンスを終えた。



練習生みんなが

『うん、認める。』

『うわぁ〜』

と声を上げながらモニター越しの彼等へ拍手を送る。






社長の『後ろを向いてて』という指示により、

審査員席に背を向ける形で

treasure Jは選抜メンバーの発表を待っている。




果たして誰が選抜されるのか。






hy『Aだったら誰を選ぶ?』



A『んー、、、、


  「今すぐ」デビューするメンバーなら、、
 

  ハルト君と、マシホ君ですかね。

  ハルト君の低音ボイスはかなり武器になるし、
  必ず人気が出るメンバーだと思います。

  実際社長は彼のあの低音ボイスのラップが
  すごく好きなように見えますし。


  マシホ君は中音域でも安定してるのはもちろん、
  緩急つけづらい中音域で、
  自分の声を魅力的に聴かせる力がある気がします。

  ダンスも安定してますし、
  凄く、、なんというかバランスがいいですよね。』



hy『へ〜、、、なんか凄く静かに見てたから
 
  あんまり興味を持ってないのかと思ってたけど

 
  よく見てるんだね。

 
  でもなんで、
  「今すぐ」デビューするメンバーなら、なの?』

40、アサヒ君→←38、treasure J



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作者名:Ono | 作成日時:2022年8月11日 2時

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