Everyday .1【treasure】 (ページ24)

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23、酷評ページ24

『何年間もやってきてるのにこれしかできないの？』

『10点満点中3点』

『相当ひどいよ』

上から順に社長のA、B、Cグループに対する評価だ。

練習室の雰囲気は最悪。

練習生たちは皆顔を伏せて
悔しそうな顔をしている。

そんな中また社長の発言で緊張感が走る。

社長『A、B、Cここにいる全員で22名だね。

　まさか22名の中から5名を選ぶなんて思ってないだろ？』

練習生『はい。』

いや思うだろ。私は思ったよ。

社長『Jチーム入ってきてください』

そう言われ、7名の男性が練習室へ入ってきた。

社長『この中で韓国語が一番うまいのは誰？』

ys『はい！』

社長『おお、君か』

mh 『1、2、3！』

Jチーム『こんにちは！！！』

社長『どうして挨拶をするんだよ笑』

目のクリッとした真ん中の男性の掛け声で

なぜか挨拶をしたJチームによって

練習室の空気は若干軽くなったように感じた。

社長『これまでの3チームは俺にいい評価を受けていない。
　
　 Jチームにパフォーマンスをしてもらおう。』

日本人チームか。

そういえば日本にも会社があるのに

何で私は韓国に連れてこられたんだろう。

社長が見つけたって言ってたからかな。

社長『練習生歴最年長イェダム、
　 Jチームのパフォーマンスはどうだった』

あの方はイェダムさんっていうのか。

年下、、だろうか

練習生歴最年長ということは
かなり小さい頃からここにいるんだな。

きっとすごい実力者だ。

実際さっきのAグループのパフォーマンスの時も、

社長の評価はあまり良くなかったが

とても安定したパフォーマンスだった。

yd『Jチームのほうが、、、
　社長がおっしゃっていた通り、

　とてもおいしく踊れていたと思います。』

社長『そうだな、
　おいしく踊るってのはこういうことだよ。』

結局韓国チームは完敗、

Jチームの勝利という結果になった。

とまあここで終わるわけがない。

社長『さぁ、4チームにパフォーマンスをしてもらったが、

　このオーディションにはもう1人の参加者がいる。

　噂で知ってる練習生もいるんじゃないか？

　俺のお気に入りの非公開練習生がいるって。』

あぁ、お腹痛くなってきた。