Everyday .1【treasure】 (ページ37)

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36、いつかページ37

md『Aヤ、、
　君にも本当にごめん、、、

　あんなに俺と一緒にいてくれたのに、。
　話せなくてごめん、、、、。』

A『、いいえ、そんな、、、

　謝らないでくださいよ、、、。
　私は大丈夫ですから。

　そんなことより、、、
　もう歌手は目指さないんですか。、？』

md『、、、わからない、。

　歌手になりたくないわけじゃない。
　
　でも、今のままではもうここにはいられないから、、』

A『じゃあ絶対歌手になってください。』

md 『え、、？』

A『別にどこの事務所だっていいです。

　どんなスタイルの音楽でもいいです。

　いつまでも待つから、絶対歌手になってください。

　私、ミダムさんのアーティストとしての姿を見たいです。

　だから絶対に、絶対に諦めないでください。』

ミダムさんの目をしっかりみて伝えた。

そしたらミダムさんの目の奥が歪んで、

md 『っ、、、、あぁ、、、、わかった、、、。

　かなり待たせてしまうかもしれないけど

　それでもいい、、？』

A『安心してください、死ぬまで待ち続けます。』

md 『、、ありがとうっ、、。』

A『もう、泣かないでくださいよ笑

　私も泣けてきちゃうじゃないですか、

　ミダムオッパ。。笑』

md 『お前っ、、、、、
　今までオッパなんて読んだことないくせに、。笑』

A『アハハ、
　しばらく会えないんだから
　ふざけても許してくださいよ。』

ミダムさんの涙を拭こうと思って近寄って、

そしたら自然に抱き合っていた。

md 『、、じゃあ、、、』

そう言ってミダムさんは練習室を後にした。

残されたメンバーが黙ったまま悲しみに暮れる中で私は

ミダムさんの背中、大きかったな。

あんなに大きな背中でも
抱えきれないものがあったんだな。

と1人考えていた。

同時に

いつか同じアーティストとして

ステージに立つためにも

このサバイバルオーディションを
生き抜かなければならない。

絶対生き抜いてデビューするんだ。

そう改めて心に誓った。