古明地こいしはヒーローになりたい (ページ7)

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７　いざ雄英へページ7

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ついに来ました、雄英高校

ここから私のヒーロー物語が始まるのですね

雄英に入ったからには、成績上位をキープ！！

勉学を両立しながら、他の生徒とも友好関係を築いていこうと思います。

私のクラスはＡ組でした

教室に入ろうとすると、頭がツンツンの男の子と、真面目そうな眼鏡君が言い合いをしています

このメンツで３年間を過ごしたら、飽きない日常を送れそうです

静かに席に座ると、真面目な眼鏡君が話しかけてきました

ツンツンの子とはお話が終わったようでした

飯「失礼、私は飯田天哉だ。これから３年間お互いに成長するためにも、君のことを知りたい。

　名前を教えてくれないか」

とても礼儀正しい人ですね

さっきツンツン君と話していた時、有名な私立中学校にいたと言っていたので、良い家系だったりするかもしれませんね

『私は古明地Aって言います。こちらこそよろしく。』

無視する意味もないのできちんと話します

他人との交流は楽しいですし、将来のヒーローとコネをつくれるのはプラスです。

？「あ、もしかして…貴方って」

飯田君と入学試験の実技について話していたら、後ろから聞いたことのある声がかけられました

振り返るとそこには入学試験の丸顔少女がいました

『久しぶり！お互いに合格できて嬉しいです。
これから仲良くしていこうね。』

麗「うん！私は麗日お茶子！！
　名前はさっき聞こえたよ！
　 Aちゃんって呼んでもいい？」

『勿論！』

麗「飯田君も宜しく！！」

飯「ああ、皆で励んでいこう」

麗「あ！あの時の…！！

地味目のボサボサ髮の子！！！！」

？「え！？！？
　《地味目のボサボサ髮って僕のこと！？》」

ちょっと可哀想ですが、確かに地味目のボサボサ髮ですね

私もモサモサ頭君ってあだ名つけていましたし

この子は心の声が長い上に複雑で、聞いていて面白いです

暇なときは丁度いい暇つぶしになりそうです

麗「ボサボサ君！！受かってたんやね！！」

緑「あ、はい…あの、あの時はありがとうございました…」

麗「ええんよ！！

　それより、この女の子！！
　私と君のこと運んでくれた子やで！」

緑「え！！あ、ありがとうございました！！！」

『あはは…困った時はお互い様ですよ』

飯「皆初日から知り合いばかりじゃないか！？！？」