古明地こいしはヒーローになりたい (ページ5)

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５　入学試験② ページ5

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ロボットをロボットにぶつける作業を何度か繰り返して、あとは私の攻撃に巻き込まれそうだった子達を助けました。

ネットとかで攻撃に巻き込まれたなんて書かれるより、助けてくれたっていう印象を残しといた方が後々楽です
(救助がポイントになるとは考えてない。A、なんて運の良い子)

そんなこんなで試験が終了しました

試験から帰ろうとしていたら、筆記試験のモサモサ髪君が気絶してて、近くにいた丸顔の女の子が吐きそうになってました

流石にこのままスルーは良心が痛みます

ヒーローっぽいことをするのは、自分をよりヒーローにする一歩です(思い込みの法則)ので、人助けしましょう

『すみません』

？「えっ…、どうしました、か？
　ぅ、おえっ…《あかん、個性使いすぎたわ…》」

個性の副作用ですか

『保健室まで連れて行かせてください。吐き気がすると思うので、無理に喋らなくて大丈夫です』

？「あっあのそれなら私じゃなくそこの緑髪の男の子を…あ、ツルで両方持ってくれるんや…」

そういうわけで二人を保健室へ連れていきました
(丸顔女子ちゃんはより吐きそうな顔をしていた。多分お腹に強くツルを巻いたから)

保健室にリカバリーガールがいたので、二人を預けて私は帰りました

早く家に帰ってゆっくりしたいものです

ちなみに先ほど、リカバリーガールがお菓子をくれたので帰りに食べました