古明地こいしはヒーローになりたい (ページ23)

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２３　ＵＳＪ② ページ23

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バスの待ち時間のことです

『緑谷君、コスチューム今日は着ないの？』

緑｢戦闘訓練でボロボロになっちゃったから、サポート会社の修復待ちなんだ｣

麗「確かにぼろぼろな状態やったな…
　《そういえば最近、あの時に比べたら爆豪君荒れてないよな〜》」
　

飯「あの時はすまなかった！！！
　暴れないよう、爆豪君に強く言っておくべきだった！！！」

『入学当初で爆豪君の性格も分かってなかったし、しょうがないよ。
　飯田君のせいじゃない。』

爆「おいお前ら聞こえてんぞ！！！！」

轟《…古明地》

隣の席は上鳴電気という子です

フレンドリーな雰囲気で、話しかけやすいですね

『上鳴君だよね、宜しく』

電「こちらこそよろしくー！！！ねえねえ、Aちゃんっめ呼んでいい！？！？」

『良いよ、好きに呼んで』

耳「古明地さん、上鳴ってめっちゃチャラいでしょ。変なこと言われたら無視していいから」

電「ねーちょっと！！なんてこと言うの！！！！」

『分かった』
電「Aちゃん！？！？」

近くに座っていた耳郎響香さんは、私の返事に満足しているようです。
いや、どっちかっていうと上鳴君の反応に満足している…？

分かんないですけど、喜んでいるようで良かったです

目的地U S J(ウソの災害や事故ルーム)に到着後、スペースヒーロー１３号さんからのお話がありました。

要約すると、個性の使い方をミスるなって言ってましたね。

私は今まで戦闘のために個性を使っていたので、ミスるミスらないについて考えたことがありませんでした。

まあ、違う考え方を知る良い機会になりました

１３号さんの話が終わり、相澤先生が口を開きます

相｢よーし、そんじゃまずは…｣

バチバチバチッ

電気が消えていく…？？

タイミング的に、ただの故障ではなさそうですね

相｢ひとかたまりになって動くな！13号！生徒を守れ！｣

切｢あ、なんだありゃ？？？また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？｣
相｢動くな！！！あれはヴィランだ｣

…計画的ですね
それに、明らかな指揮者がいます

これは長い戦いになるかもしれませんね