古明地こいしはヒーローになりたい (ページ15)

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１５　戦闘訓練④ ページ15

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轟side
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ｵｰﾙﾏｲﾄ｢それでは、屋内対人戦闘訓練第2戦スタート！！｣
　

轟｢向こうは防衛戦のつもりだろうが、俺には関係ない｣

簡単なことだ

そもそも、個性を相手に使わせるから負けやすくなる

なら、相手を最初から無力化すれば良い

俺は手を建物にかざして力を込める

葉隠透と、尾白猿夫は共に近距離タイプ氷で足を拘束してしまえば戦力にはならない

後は古明地Aだが、ツルは凍らして折ればよいから、脅威は薔薇の爆弾みたいなやつだけだ(弾幕のこと)

キイイイィィィィン！！！

これで建物外部、内部共に凍ったな

突然のことに対応出来なくて相手チーム三人は足ごと凍っているだろう

後は中に入って核に触れるだけだ

轟「お前は外にいろ、保険だ」

障「…分かった」

…おかしい

物音が一つも無い
まるで息を潜めているような…

もしかして、あの３人は凍っていない…？
いや、あり得ない。

氷が10メートル迫るまでに必要な時間は１秒。

あの３人の個性的に、氷を避けるのは不可能だ

しかし次の階に上がった瞬間に

轟「…っうぉ」

眼の前からツタが５本襲ってきた

反射神経で全て凍らせたが、危なかった

しかも奥の方に人影が一つ

『轟君、私が君の相手だよ』
　
轟「…！！！」