【wrwrd!】瞳の色は (ページ9)

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8話ページ9

gr「早速だが、君にはこの国の幹部になって貰おうと思っている。」

「「はぁ？」」

私も声に出そうになったがさすがに一国の総統相手なので声を飲み込むと、七三分けの人とそういえばさっきからいた鬱な感じの人が嵌って声を出した。

？？「急に何言い出すんですかねぇ！？」

？？「そうやてグルちゃん！それにまず幹部も何もこの子は軍人でもこの国の国民でもないやろ⁉」

gr「じゃあ今からなればいいだろ。」

？？「雑‼」

私が言いたいことをどんどん言ってくれる。大体なんでだ？なんで私みたいな奴に急にそんなことを？

sn「というか、そこだけで話してないで本人に聞いてみたら？」

その一言で3人の視線が一気に此方に向く。
あぁ、なんてことを言ってくれたんだ。3人の視線が痛い…

A「あの、私、も、流石に幹部はちょっと…」

gr「幹部が駄目なら普通の軍人ならいいのか！」

A「いえそういうことではなく」

gr「じゃあ何ならいいんだ？」

A「というかなぜ私をそんなに軍人にしたいんでしょうか？」

私よりも優秀な人なんていくらでもいるだろうに。

gr「面白そうだからだ。」

何言ってるんだろう。今、七三分けの人がすっごく大きなため息をついたよ。

A「第一、私はあなた達の仲間であるそこにいるスーツの人と緑のパーカーの人を攻撃しました。総統様と敬語を使わず話しているところを見ると地位も高そうに思えますが。」

gr「別に怪我もしてないしいいだろ。それに攻撃したにしても話を聞いた感じからするにただ気絶させようとしただけだと思ったが？」

すごいドヤ顔しながら言ってきたな。

A「随分と自信がありそうですがもし殺そうとしていたらどうするんですか？それと、今更ですが私はあなたの国の軍人になれるほど強くありません。」

gr「嘘は良くないゾ。ゾムから話は聞いている。久々に面白そうな奴だと言ってたからな！」

目をキラキラさせながら話してくる。楽しそうだなぁ。

sn「え、ちょっと待って。Aちゃん倒れる前にそんな動いてたの？」

gr「そうだと聞いているゾ。なぁ大先生」

？？「めっちゃ俊敏に動いとったで。」

sn「えぇ、多分体に力も入らないくらいだと思うんだけど…」

A「あの、私のからだに何処か異常なところがあったんですか？」

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切る所、変ですみません…
続きます。