碧薔薇、 (ページ4)

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イチページ4

Aside

家を出ることを決意してから一年。私は高2になった。

都会にいくことにしお金に困ってた私は遂に夜の営業に手を出し、＋ホストにまで通うようになった。

お金は沢山あってもなぁ、私を愛してくれる人が欲しいんだよね。

ホストで承認欲求を満たしているけれど結局はあっちは売上の為。恋愛的な目で見てくれないんだから。

私の毎回指名しているホストは、風磨ってひと。私はふまって呼んでるけど。売り上げのことについて今月少なくない？と相手に抜かされるのがピンチだと焦ったふまは、いつも800万以上、沢山出しているはずなのに当たってきた。でも私も流石にホテルとか取ったり食べ物買ったりとかで生活してるから生活費はちゃんとかかるわけで。

いやいつもと変わらないでしょ？それにこれ以上使ったら私今月の生活費なくなっちゃうと言ったら、じゃあ体でもっと稼ぎなよと言われ思わずここを出てきてしまった。

いや … 、もうこれでホスト通うのも辞めようかな。

なんで私だけこんな思いするんだろう。色々な想いが込み上げ、泣いてしまった私に誰かが声を掛けてくれた。