さとログに星4の好評価をつけられた件。【苺】

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な「そ。スタッフさんの紹介動画第二弾の事だよ」


何ですって？



さ「菊池さんの事は勿論知ってるだろ？以前、公式チャンネルでゲーム実況動画を出していた筈...」


『ｱｯ...ﾊｲ。勿論存じ上げております』


さ「新しく君という社員が入ったんだし、リスナーさんにも紹介しねーとなって思って」


『えっと.......これは何か新手の嫌がらせでしょうか？』




リスナーさんに紹介ってあれだよな。
全国の100万人以上いる皆様に私の存在が知れ渡るって事だよな。


なんかよく分かんないけど、抹殺されそう。
夜道歩いてたら痛バ持った過激派な女性リスナーに後ろからぶん殴られそう。


最悪の想像が広がり、私は真っ青になった。


多額のバイト代は欲しいが命に変えられるものはない。







『辞退させて頂きます！！！』







る「僕達、辞退していいなんて言ってないですよね」



バッと勢いで頭を下げ断った瞬間、るぅとくんの突き刺す様な冷たい視線が刺さった。
流石腹黒王子、と言ったら今度こそビール瓶で殴られそうなのでやめておこうか。


私はたらりと冷や汗を流しながらメンバーに改めて向き直る。






『いや、なんていうか命が危ないと言いますか...っと、とにかくっ！私は降りたグループに命まで捧げるつもりはございませんから！』



さ「......あのさぁ、リスナーさんは君が思ってる程厳しく無いと思うぜ？」



『っえ、どういう事ですか？』

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