２本目 ページ3
一郎目線
一郎「違法マイク狩り…か。」
最近話題になっている言葉、違法マイク狩り。
萬家ヤマダには違法マイク所有者から【違法マイク狩り】を止めてくれという注文が絶えない。
一郎「そんなこと言われてもなぁ…。」
違法マイク狩りをやっている人物もわからない、場所もころころ変わる。
そんな情報が少ない状況で止めてくれって…。
俺は大きなため息をはく。
三郎「どうかしましたか？いちにい。」
俺のため息に三郎が心配そうに顔を覗き込んでくる。
二郎「兄ちゃんは仕事してんだよ。邪魔するな、三郎。」
三郎を止める二郎。
ほんと俺の弟って兄思いだよな。
やっぱり二人にいい暮らしさせてやるためにもこの仕事は受けたほうが…
一郎「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー。」
三郎「ほ、ほら！二郎が話しかけたりしたからいちにいが頭抱えちゃったじゃないか！」
二郎「なんだと！？それならお前が話しかけたからかもしんねえだろ！」
三郎「弱い犬ほどよく吠えるなぁ？低能。」
次郎「やんのかー！？」
２人がいつものように喧嘩をするがそれを止める気力もない。
そんな俺に三郎は頭をかしげて。
三郎「本当に大丈夫ですかいちにい。二郎の大声が頭に響くようならすぐに退室させますが…。」
二郎「ああん！？」
一郎「…大丈夫だ。」
少し悩ましいことがあってな、と二人に違法マイク狩りのことを説明する。
三郎「…違法マイク狩り…。」
二郎「そんな悩んでるんなら早く相談してくれればよかったのに！」
まあそうなんだが…。
一郎「違法マイクを持っている人間がどんどんマイクを取り上げられているって言うんだ。危険だからな。」
眉を下げると二郎がずいっと身を乗り出してくる。
二郎「大丈夫だよ！兄ちゃん！俺たちもマイクは持ってるんだし！」
三郎「はい、なによりいちにいの弟ですしね。」
おいおい、嬉しいこと言ってくれるじゃねえか…。
俺は２人を抱きしめる。
二郎「兄ちゃん？」
一郎「ありがとな！二人とも！」
三郎「い、いえ！いちにいのためなら！」
でも…何も情報がないとなると…。
一郎「うーーーーーん…。」
俺がもう一度頭を抱えると、
三郎が俺の肩をたたいてきた。
三郎「あ、あのいちにい…。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
二郎のキャップ
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こいすちょう(プロフ) - kajiyuuki0403さん» すみません。また左馬刻さんの漢字を間違えておりました。 (2019年4月19日 0時) (
レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
kajiyuuki0403(プロフ) - 推しの名前間違えてて残念 (2019年4月19日 0時) (レス) id: 3dc43b1f51 (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 楓花さん» リクエストありがとうございます！幻太郎ですね！了解しました！ありがとうございます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 拍流さん» ありがとうございます！リクエスト了解しました！バトルですね！リリック部分が不安ですが頑張ってみます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - 初めてリクエストします。幻太郎との絡みがとてもよかったので、もっと見てみたいです！どっかに出かけてみたりとか。これからも頑張って下さい！ (2019年4月17日 19時) (レス) id: e174764abd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こいすちょう x他1人 | 作成日時：2019年4月14日 18時
