１６本目 ページ17
『左馬刻、どうして家入れてくれないのよ。ケチ。』
私は事務所のソファーの上でふてくされる。
左馬刻「仕方ねぇだろ。うさちゃんが許さねえって言うんだから。」
『ケチ。』
銃兎「普通にダメだろ。男の家に泊まるなんて。」
ほんとお母さん。
ていうかさ、
『銃兎と左馬刻が一緒に事務所にいる時点で状況的には変わらないと思うんだけど。』
合歓帰っちゃったし。
銃兎「二人っきりよりはましだろ。」
はぁ…
もういいや
『じゃあ私オールする。』
左馬刻「は？早く寝ろお子様。」
『一歳しか変わんないんだけど。』
私は左馬刻をにらみつける。
左馬刻「黙れ。」
困るといっつも黙れ黙れって。
『こんな男しかいない場所で寝るなんて、それこそ危険だってば。』
そうつぶやいた時、
こんこんこん
扉がノックされる。
『はーい。』
左馬刻「おい勝手に…。」
知らない。
私は迷わず扉を開けた。
すると
理鶯「…A。」
『理鶯だ。』
なんつー色のない挨拶だろう。
てかどうして理鶯が。
理鶯「どうしてAが。」
私はこれまでの経緯を理鶯に話した。
理鶯「ほう、小官に言ってくれればテントを貸したというのに。」
気持ちだけ受け取っておきます。
理鶯の持っているマイクはヒプノシスマイクプロトタイプであり普通のモノより威力が強い。
私はたまにそんな珍しいマイクを見せてもらうのだ。
『あれ、理鶯。手に何持ってるの？』
理鶯「ああ、そうだった。」
理鶯は手に持っている鍋のふたを開ける。
その中には緑色の液体が入ってた。
なにこれ、スライム？
理鶯「シチューだ。」
『しちゅー？』
私は首をかしげる。
そんな新種のスライムあったっけ。
この液体があの私が知っているシチューだと信じたくない。
理鶯「そんなにじっと見つめなくてもシチューは逃げないぞ。ははっ、いやしんぼさんめ。」
『いやしんぼさんて。』
こんな液体を食べるのはごめんだけど、こんな理鶯の嬉しそうな顔を見たら食べなきゃいけない気がする。
私は覚悟を決めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
二郎のキャップ
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こいすちょう(プロフ) - kajiyuuki0403さん» すみません。また左馬刻さんの漢字を間違えておりました。 (2019年4月19日 0時) (
レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
kajiyuuki0403(プロフ) - 推しの名前間違えてて残念 (2019年4月19日 0時) (レス) id: 3dc43b1f51 (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 楓花さん» リクエストありがとうございます！幻太郎ですね！了解しました！ありがとうございます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 拍流さん» ありがとうございます！リクエスト了解しました！バトルですね！リリック部分が不安ですが頑張ってみます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - 初めてリクエストします。幻太郎との絡みがとてもよかったので、もっと見てみたいです！どっかに出かけてみたりとか。これからも頑張って下さい！ (2019年4月17日 19時) (レス) id: e174764abd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こいすちょう x他1人 | 作成日時：2019年4月14日 18時
