▽すれ違い ページ24
あれから、紫耀くんとスタジオ内をお散歩して、いろんなお話をしてくれた。
…迫ってくる電柱は本当だったらしい。笑
楽屋に戻れば、廉くんが起きていたみたいで。
『2人…やなくて、1人と1匹してどこ行っとったん！？
紫耀のケータイ電話してもそこで鳴りよるし！！
どれだけ心配したと思うてんねん、』
平『散歩行ってきたんね〜』
「わんっ！」
『もー俺怒ったし！』
ふいっとそっぽを向く廉くん。
うわぁ、またやっちゃった、、
紫耀くんの腕の中から、スルッと逃げて廉くんの隣にちょこんと座る。
『…そりゃ、俺より紫耀のがええよな。
何でもすぐ出来るし。
俺より筋肉あるから、なんぼでも遊べるし。』
「クゥン、」
そんなこと、思ったことないのに。
思ってないのに…っ、
言いたいこと、沢山あるのに、言葉に出来ない。。
言葉に出来ないんだよ…っ、
「…っ、」
手に落ちる冷たい何か。
落ちてから、泣いていることに気づいた。
犬でも泣けるんだね、
気づいたら、もう涙なんて止まらなくて、次から次へと溢れでてくる涙は止まることを知らなかった。
「…わん、っ、」
平『なぁ、廉。
Aちゃんってほんま感情豊かな子やと思う。
今やって、泣いてるし笑
俺と楽屋出たとき、めっちゃ寂しそうな顔しててんで？』
『…、』
平『仮に俺が飼っても、俺ん家暗いし、絶対Aちゃんの暮らしには合ってないし！』
『…、ごめん、』
平『廉、俺は廉に何もされてないよ？
謝るんはAちゃんとちゃう？』
『…ごめんな、A。』
ポンっと頭に置かれた廉くんの手はやっぱり温かかった。
「わんっ！」
『かーわーいーいーっ！！』
廉くんの笑顔につられて、自然と気分が上がった。
『…紫耀、ありがと』
平『俺何もしてないって！！』
『まぁ、それでも、ありがとう。』
平『ど、どういたしまして？笑』
『何で笑うん！？
笑う要素どこにあった笑！？？』
二人の笑い声に包まれて、楽屋の隅でくるまって寝た。
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なな(プロフ) - 受験生は大変ですよね。。私も昨年受験生で入試の2ヶ月前まで何も勉強せずに、ヘラヘラとしていましたが、残りの2ヶ月で本気を出して勉強したら、第一志望校だった都立のトップ校に受かることが出来ました！！受験はとにかく気合です！頑張ってください！！ (2019年8月1日 14時) (
レス) id: 1dc3925021 (このIDを非表示/違反報告)
友 - いつも更新楽しみにしていました！同い年と知ってびっくりです！お互い受験勉強頑張りましょっ！ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 29d382b14f (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - はじめまして！この作品大好きです！！私も同じく受験生、。受験生大変ですよね。お互い勉強頑張りましょ！、、なんか上からですみません、笑 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 1af5e79abe (このIDを非表示/違反報告)
RIA★(プロフ) - コメント失礼します。受験生は大変ですね。私も昨年高校受験でした。受験は多分ストレスを感じやすいと思います。集中出来る時に沢山勉強をし、出来ない時はしっかり息抜きすることが大切だと思います。私なりのアドバイスです。これからも、更新楽しみに待ってます！ (2019年7月31日 6時) (レス) id: edc4a0cfff (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 涼宮美桜さん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えるだけでとても嬉しいです…！ゆっくりではありますが、更新頑張ります！！ (2019年7月31日 1時) (レス) id: 03614df54e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2019年7月7日 2時
