♡♡♡♡♡▶♡ ページ5
『あー、ウマ…』
帰宅し、ラフな格好に着替えた瞬間このていたらく。
酒ではなく、モンエナをどくどくと喉に流し込んでいた。グレープフルーツのわりと爽やかな風味と炭酸の刺激とカフェインで目とアタマが冴え渡る気がする。五口程で完飲すると、ゴミ箱にたまりにたまったモンエナの山にポイと放り投げた。
シャワー…浴びるか。お風呂上がりのアイスとか買っちゃったし。
つけっぱなしにしていたテレビを消して、よろよろと浴室へと向かった。アタマやらカラダやらを洗う間に、蛇口をひねりバスタブにお湯をためる。少し疲れた気分を紛らわすために、ラベンダーのバスボムを放り込んだ。
アタマを冴えさせるためにモンエナ飲んだのにリラックス効果のモノを放り込むなんてムジュンしてるわァと思ったが細かな泡と程よく暖かいお湯によって疲労とともに思考も溶けていった。
タオルで髪の毛の水気を拭き取って、冷凍庫を開けてアイスバーを取り出して袋を破る。
口に加えた所でア、今日涼しかったなと思いベランダを開けて涼みつつぽっかり浮かぶまんまるい月を眺める。
秋って涼しくて穏やかでイイ季節。優しく夜風が吹いて湯気も冷まされるし、髪も乾く。
カラカラ…とドアのあく音がした。
「ふー…ン？」
『！こんばんは』
「んふ、こんばんは」
ツイてるのでは？疲れた仕事終わりにこんなご褒美…。少しふわふわした雰囲気のアマノさん。
「涼しいですよね」
『ほんとに…そうですよね〜。涼しかったんで髪を乾かすついでにちょっと涼もうかなって』
「あぁ、それでか」
あ、なんか顔がみたい。どんな顔してるんだろう。ベランダの隔たりの役目をはたしているプラスチックの板。その間というか空間が少し虚しい。
「ちょぉ顔出してみてくれません？」
『はーい』
アイスを片手に、ベランダの柵に寄りかかるように身を乗り出せば月と同じくまんまるでビー玉のような透き通ったビビッドピンクの瞳と視線がかち合った。
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白玉こ(プロフ) - 更新ずっと待っておりました😭！！！！！この小説の虜なので本当に嬉しいです‥！！続き楽しみにしております！！！ (3月17日 1時) (
レス) @page14 id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
🍄 - わー！！！rbr最高すぎません！？まっじでぇ好き♡続き楽しみです！ (10月22日 17時) (レス) @page11 id: b1dd06e495 (このIDを非表示/違反報告)
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