いやよいやよもすきのうち！② (ページ7)

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おんらいんページ7

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「じょうくん今日大ちゃんと正門とオンライン飲み会していい〜？」

こんなご時世、会えないからオンラインで飲み会をしようと大ちゃんから連絡があった。

じょうくんとは一緒に住んでるから毎日会えるんやけど、大ちゃんからするとそれが羨ましいみたい。

正門にそんなこと言わんくせになぁ〜。
素直になればいいのに〜。

丈「おー。いいよ。何時？」

「夜ご飯食べてからかなぁ〜？」

丈「ほなそのとき俺部屋でネタ書くわ」

「うん！じゃあリビングでする！」

そう言っていた通り、夜ご飯を済ませ「また終わったら声掛けて〜」とじょうくんは自分の部屋へ行った。

着信音が鳴り、電話に出ると画面に大ちゃんと正門の顔が映し出される。

「みんな久しぶりや〜！！」

久しぶりに見る2人の顔に嬉しい気持ちになる。

大「あれ？丈くんは？」

「ん？自分の部屋でネタ書いてる〜」

正「ほんま丈くんは仕事熱心やなぁ」

「せやろぉ〜ふふ」

大「なんではっすんがドヤ顔やねん(笑)」

会話も弾み、お酒も進む。
俺は強い方やからあんまり酔わんけど、まさかの大ちゃんがハイペースで飲み続け、目がとろーんってしてきてる。
「大吾〜ほどほどにしとけよ」って言う優しい正門の表情にニヤニヤしてしまう。

会話に夢中になってて気付かんかったけどいつの間にか隣にじょうくん。じょうくんがひょっこりと画面を覗き込む。

丈「よぉ！久しぶり〜！」

大「丈くんや〜！久しぶりぃ〜！」

「もう終わったん？」

丈「ん？いや、休憩」

画面からはフレームアウトしてまうねんけど、俺の横でスマホをいじりながら座るじょうくん。

正「丈くん見えへん！丈くんも喋りましょーよ！」

丈「ええねん、3人で喋っててくれ」

そう言う丈くんの言葉とは裏腹に。

画面には勿論映らない、机の下で俺の手をぎゅっと握ってくるじょうくん。
俺の方なんてノールックで、携帯の画面しか見てないくせに指をなぞったり、絡めたり。

大「はっすんどうしたん？顔赤くない？酔ったぁ？」

正「てかニヤニヤしてない？(笑)」

「えっ、いや、」

戸惑いながら目線をじょうくんに移すと、こっちを見て口角を上げながら人差し指を口に当てて「しーっ」ってしてる。
かっっこいい！！！！！！！…じゃなくて！

大「なにぃ？！見えへんとこでぇ！なにしてんの！」

酔い気味の大ちゃんがワーワー言うてるのを聞いて声と口を抑えながら笑うじょうくん。
ほんまにせこい男！！

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