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あまいあさ ページ33
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カーテンの隙間から射し込む朝日で目が覚める。
胸元がやけに重くて苦しい。
俺の首元に鼻先が触れていて、意外としっかりとしてる腕が俺の胸元の上にある。俺にぎゅっと抱きつくように幸せそうに眠る大橋。
よぉこんなんで一晩寝れたな、って我ながらびっくりするけどそれもそのはず。昨日の夜は愛おしいコイツを抱き潰したから、死んだように寝れた訳や。なんて。
体無理させてもーたし起こすのはなんだか悪い気がして、起こさないようにゆーっくり重い腕を胸元から退かす。
「ん〜…」
眉間にシワを寄せながら小さく唸る大橋。
「なんやこのシワは。(笑)」
そう言いながら眉間のシワを指で伸ばしてやる。
「ふっ」
起きてんのか寝てんのか分からんけど幸せそうに笑ってる。まぁなんちゅーか、可愛すぎるわ。素直に。
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作者名：おまめ | 作成日時：2020年5月10日 15時
