いやよいやよもすきのうち！ (ページ31)

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キッチンにつくとちっちゃい椅子を持ってきて

和「はい、丈くんはここで座っててな！」

と言う大橋。

「なんやこれずっと見てたらええん？(笑)」

笑いながら尋ねると背中を向けたまま

和「だって丈くんにずっと見ててほしいもん。」

なんて言う。俺は気付いてる。耳が真っ赤。
こういう素直なところもほんまに可愛くて仕方ない。

美味しいオムライスが完成してぺろりと完食。
おいしかったなぁ〜なんて言うてたらまた俺の右肩に頭を乗せてくる。

「今日どないしたん？えらい甘えたさんやん。」

と尋ねると

和「これからしばらくオフないやん？こうやって丈くん充電しとかんと頑張れんくなっちゃうから。」

そう言って俺の胸に顔を埋める。
ほんまに体力測定で3冠やったん？って思うぐらい可愛くてなんだか小さく見える。

「せやな、一緒にがんばろな。」

そう言って頭を撫でる。
そしてそのままワシャワシャ。

やめてーって言いながらも嬉しそうな可愛い笑顔。
もう一度ぎゅっと抱き締められて、ああ、こんな幸せな時間ずっと続いたらいいのになぁ、なんて。

「丈くんだいすき。」

fin.