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「お疲れ様で〜すっ」
ラジオ収録で楽屋に入るとそこにいたのは正門と恭平。
「あれ、大橋は？」
恭「いや、まだ来てないっすね。」
正「なんやギリギリになるかもしれへんって連絡あったみたい。」
大橋がギリギリって珍しいなぁ…
昨日夜ふかしでもしてたんかな。
なんかあったんやろか？
恭「まぁまぁ、大橋くんもまだ来ないことですし！前の話の続きでもしましょよ。」
「もうええて！ほんまお前恋バナ好きやな…ＪＫかよ…」
ニヤニヤ嬉しそうに言うてくる恭平。
ほんまこいつに言うたの間違いやったなぁ。
恭「実際のところ大橋くんのどこが好きなんすか！？」
ドストレートすぎる質問に思わず飲んでた水を吹き出しそうになる。
「いやいや、なんでそんなこと言わなあかんねん！」
恭「いや、気になるっす！ねぇ正門くん！」
正「ん？まぁせやな。どのタイミングで友達の好きと恋愛感情の好きの切り替えがあったんかとかは気になる。」
正門までそんな真剣な顔で聞いてくんなよ〜
「いや、まぁ。俺らも男やしな？下心出てきたらそら恋愛感情やわ思うやろ。」
恭「下心っすか！？！？！？！？」
食いつき方えぐっ！(笑)
「可愛いなぁとかはまあよー思うことやん。男同士でも可愛い子は可愛いし、かっこいい子はかっこいいし。ただその可愛いなぁが可愛いなぁって思うだけじゃなくてあわよくば抱き締めてやりたいなぁとか思う。」
なんや俺ベラベラと喋ってもーてるけどまぁ大橋おらんし、こいつらにしかこういう話もできひんしええわ。もうやけくそ！
恭「へぇ〜」
正「ええなぁ〜」
ニヤニヤする二人になんやねんきしょいわ！とツッコんでいるとガタッと物音が。
背を向けてるソファがあるんやけど、そっから物音がした。
え、いや、なに？
チラッと二人を見るともうニヤニヤ通り越して死ぬほどブサイクな顔しとる。
え、もしかしておまえら…
そのもしかしてがもしかした。
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作者名：おまめ | 作成日時：2020年5月10日 15時
