嫌味な先生 2 (和牛:水田さん) (ページ20)

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[川西サイド]

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!

？……この時間はAか？

男子生徒｢川西先生！｣

『うぉっ珍しいな？どうしたん？？』

｢Aが体育倉庫の用具の下敷きなって
意識ないねん！すぐ来て！｣

『は！？す、すぐ行く！
……あ、そやお前、水t……担任よべ！』

｢はい！｣

『場所は職員室で聞いて！』

｢分かりました！｣

走ってグラウンドの体育倉庫に向かった。

『……ゆずる！』

河井『賢ちゃんっ！
ほんまごめん…俺がちゃんとしてれば…』

『謝るなら俺やなくて、
意識もどったAに言いや。』

河井『…うんっ……』

ゆずるもやっぱ混乱してる。

でも、
こんな時こそ保健医の俺が冷静にならんと、
もっと状況が悪化する。

｢先生！救急車よんでもらいました！｣

河井『あ……あ、ありがとう』

川西『とりあえず、救急車くるまで
下手に何も出来へんから全員落ち着け。

ゆずる、ほら。
脈も正常やし呼吸もしてるやろ？
お前も落ち着け。
大丈夫やから。な？』

河井『…うんっ……』