嫌味な先生 2 (和牛:水田さん) (ページ7)

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[水田サイド]

川西『生徒来ても出てこんといてな？』

『うん』

川西『声も出したらあかんからな。
隠れるつもりで。』

『？……分かった。』

と謎に念を押された。

賢志郎が鍵を開け、
ちょっとしたくらいで

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

誰か入ってきた。

川西『何で泣いて…え？！』

泣いてる？生徒か？

？？『賢ちゃん…』

『っ……』

この声…
賢志郎を[賢ちゃん]て呼ぶ生徒…

Aしかおらん……

てことは亜生も…？

A『…カーテン閉まってるけど、
誰か寝てる？』

『っ！！』

…や、やばいやん！

川西『いや、さっきまでおったけど
もう誰もおらん。』

A『そうなんだ……良かった。』

助かった…

てかなんなん賢志郎…
嘘うますぎやろ。逆に怖いわ。

川西『で？どないしたん…？

あ。てか、彼氏できたらしいやんか。
亜生やろ？なかなかやるやん！』

ん？この感じやと
A1人で来てる？

亜生と一緒やないんや。

A『……別れた。』

川西『え？別れた？』

『ぇっ………』

ほな…さっきのは何やったん？
え？さっき別れたて事？

キスしてたよな？何があったん…？

A『水田先生にね、見られた。

き、キス…してるとこ。』

え、俺のせい！？！？