嫌味な先生 2 (和牛:水田さん) (ページ2)

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[川西サイド]

涙目で飛び込んできた水田。

水田『Aと亜生…付き合ってんねん。』

『……は？』

亜生と………A？

A……
つい最近までコイツのこと好き言うて
悩んでたよな？

なんで…？

…まさか………

『大丈夫やて。』

水田『何がやねん…！
何を根拠にそんなんっ…！』

『てか…
そんなに泣くほど本気になってたんや。
なんか以外やわ。』

水田『う、うるさい……
恋愛の好きに、大きいも小さいも無いわ。
本気か本気やないかだけや。』

へぇ〜……

しゃーないなぁ。

川西先生がキューピットなったろかな〜…

まぁ、先生と生徒ていう関係ではあるけど。

卒業までそんな遠いわけやないし。

1発かましたろかな。

『ん〜……次、授業あんの？』

水田『今日はもうない……
あったらこんな事なってへんよ…

明日の授業の準備するために
資料室行ってたらこれや……はぁ…』

『とりあえず、落ち着くまで
そっちのベッドで寝たら？

ずっと鍵しめとく訳にもいかんし。』

水田『うん…分かった……』

『生徒来ても出てこんといてな？

……まぁ泣いた顔見られたくないやろうから
出て来んとは思うけどww』

水田『うん』

『声も出したらあかんからな。
隠れるつもりで。』

水田『？……分かった。』

『じゃあ鍵開けるから
カーテン閉めて静かに寝ときや』

水田『うん……』

………昼休み終わるまであと…15分か。

こっからが勝負や。

……ま、俺の予想が当たればええんやけど。