ドSなご主人様 (ymin,arin短編集) 番外編

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「っ！わ、…んっ、ふぅ…ッ」



思わず叫び出しそうになった言葉ごと、涼介様は呑み込むようにキスをしてきた。

俺の上唇、下唇…と順番にはむはむしてきて、そのぷにっとした感覚がどうしようもなく気持ちいい。
思わず、温もりと感覚に声が上がった。

……徐々にだけれど、少しだけれど、侵入してくる舌。
ぬめりとしていて、それでちろりと上顎を舐められたときにはもう、ぞくりと鳥肌が立った。



ま、まてまてまてッ！
何で急に、こんなことになったんだぁ？！
一応コレ、練習なんだろ？！
俺こ、これでうまくなんのかよ！！

っていうかこれじゃ、涼介様の思うがまま……それだけは避けたい！

だって昨晩は、大貴様に抱かれた。
このままだと、ヤ る流れになる。そしたら腰が死ぬ！！



反射的に離れようとしたが、そうはさせまいと 涼介様の手が頭をガッチリホールドしていて。
そのままゆっくりと、さらに侵入を進める彼の舌に、ギュッと目を瞑った。

そして、逃げ惑う俺の舌をねっとり絡ませ、軽く吸われて。
舌の痺れる感覚が脳内を溶かし、快感が背筋を走った＿




＊＊＊＊＊


「……ッぐあァ！！腰いってぇ〜！！」

「ちょっ、静かに！とりあえず湿布貼っておくから、今日は安静にして」

「はぁい……」


ったくぅ！
結局じっくりキスしてから、ただ抱かれただけじゃん！！

でも……カッコよかった、っていやあああ！！！

つい思いだして赤くなった顔を、隠そうとしたら腰ぶつけた……

クッソ〜〜、カッコよ過ぎるんだよご主人様はぁ！！



…こうして次の日、丸一日伊野尾ちゃんは高木さんの世話になりましたとさ。


おしまい。



はい……自己満です悪いですかっ？！((殴

あぁー文才が欲しい。

あ、次はリクエストの、『たかいの』お風呂ぷれいです♡


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