夏の日 すべてが終わった日の後で 降谷さん�◆ �のんの様リクエスト＊ ページ32
「いらっし……え。あむろ……さん？」
「お久しぶりです、梓さん」
私達を迎え入れた店員は配膳用のトレーを床に落とすくらい、動揺した。
そして、すぐ彼に近寄った。彼は照れくさそうに笑う。
「安室さん……！ 今までどこに行ってたんですか!? コナン君や毛利さんに聞いても教えてくれなくて」
「その節はすみません」
なるほど、と私は納得した。
私達公安は担当していた件が終われば潜入先や関わった先々には金輪際関わってはいけない、という暗黙のしきたりがあるが、前回の件の場合、毛利探偵や江戸川コナン――工藤新一など重要参考人に関しては接触が許可されていた。
恐らくそこで彼女のうわさを聞いたのだろう。とても『安室透』を心配していると。
下世話な話になるが、それが好意なのかもしれないし、そうでなくても同じ女としてその気持ちは分からなくもない。
「とても心配したんですよ……。でもよかったです。ええと、そちらの方は？」
おそらく梓さんと言った彼女は心の底からそう思っているのだろう。
気が付けば降谷の服の裾をぎゅう、と握りしめていた。
……なんだか、それをみて私は少しムカついた気がする。いや、気のせい。
部屋を冷やすエアコンの風が私だけを涼めているような錯覚。
「……申し遅れました、結城Aです。突然の来訪失礼いたしました」
改まりすぎる挨拶に彼女は大変困惑していながらも「榎本梓です」と言ってにっこり笑った。
感じのいい人なんだな、と思う。
「ええっとお客様、と言うことでいいんですよね？ どうぞ、開いているお席に」
通されるまま、私たちはカウンター席に腰を掛けた。
そして座ると同時に彼がアイスコーヒーを二つ注文する。
「……安室さん今まで何してたんです？」
コーヒーを淹れつつ、梓さんは話を投げかける。
幸い店には誰もおらず、防犯カメラを見当たらない。
きっと彼女は口が軽い人間ではなさそうだし、私は降谷にサインを送った。
公安と言うことをばらさない程度に彼女に事情を教えていい、という決めていたサインである。
「僕、実は……警察なんです」
警察手帳を見せる降谷。彼女は一瞬驚き「なんとなく、そうだとは思っていました」と笑い私たちの前にアイスコーヒーを出す。
私は砂糖とミルクを人並みに入れ一口飲んだ。おいし。
「でも佐藤刑事達とは雰囲気は異なりますね」
「そうですか？」
思わず降谷は身を乗り出す。
帰ってきた答えは。
「もしかして公安の人、だったりします？」
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アニオタ - やばいやばいやばい！！快斗くんやばい…っ！！！ (2018年6月3日 23時) (
レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
イヲハ(プロフ) - 桜の花びらさん» 深夜にレス失礼します。この作品の続編にリクエストを投稿しましたので、お時間のある時にご覧いただければと思います。リクエストありがとうございました。 (2018年1月20日 2時) (レス) id: da7fe4e2aa (このIDを非表示/違反報告)
イヲハ(プロフ) - ひよこさん» よかったです〜〜！ ぜひぜひ何度でもしてください〜〜！ 私も楽しかったです〜〜！！！ (2017年12月15日 23時) (レス) id: da7fe4e2aa (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - イヲハさん» ありがとうございます！！すごく面白かったです感動しました！ほんとに私が想像していたスコッチでした（n回目）またリクエストすると思いますがよろしくお願いします！笑そして昨日楽しかったありがとう〜 (2017年12月15日 6時) (レス) id: 7e626f0eed (このIDを非表示/違反報告)
イヲハ(プロフ) - シルビアさん» 深夜にレス失礼します。コメントありがとうございます。修正しようと思っていたのを忘れていました^^; ご指摘ありがとうございます！！ ありがとうございます、頑張ります！！ (2017年12月15日 1時) (レス) id: da7fe4e2aa (このIDを非表示/違反報告)
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