君を照らす (ページ7)

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Seventh. ページ7

そこからは毎日連絡を取り合って。

お互いの誕生日、同じ年齢であること。
好きな食べ物、好きな国。好きな色など小学生の自己紹介みたいな事を永遠とメッセージで話し続けていた。

お互いのことを質問し終える頃にはA、ひかると呼び合うようになっていた。

そういえば、とふと思いついたことを質問。

Aそういえば
ひかるってどういう字書くの?
照人を照らすって書いて照
A素敵だね。
照Aも素敵だよ?

『照かぁ。いい名前。』

天井を見ながら呟いて目を閉じるとそこには彼のなんとも可愛い笑顔。

『好きだなぁ。』

ちょろいのかなあなんて思ったりしたけど、好きなものは好きだし。なんて開き直ってしまえば簡単に納得してしまう心。

照次、いつ会える?
Aに会いたいんだけど。

メッセージに胸がキュッとなる。

なんでもストレートに伝えてくれる彼は、いつからか卑屈で嫌な考え方しかできなくなっていた私の心まで溶かしてくれたみたいで。

『太陽みたいな人』

A照くんの方が忙しいと思うから合わせるよ。

貴方が照らしてくれたからこんなに暖かい気持ちになれる。