・ ページ9
目黒side
やばいやばい.......
吐き気とか耳鳴りがしてきて急な体調の変化にパニックになっていた時、肩を叩かれる感覚があってかすかにしょっぴーの声がした。
目黒「ﾊｧ.......しょっぴー.......」
気づいて欲しくて、この体調の悪さから助けて欲しくて、どうにか顔を上げて、具合悪いと伝えて.......
そこからの記憶は定かではないんだけど、
渡辺「.......ぐろ.......ろ.......」
岩本「.......丈夫.......足.......」
しょっぴーの名前を呼ぶ声とか、岩本くんの足が.......とか言う声がかすかに聞こえてきた。
そして徐々に鮮明に意識が戻ってきたが、気づいたら床に寝ていた。
うわ.......気持ち悪......
目黒「.......ん.......あれ.......？」
なんとも言えない浮遊感と吐き気をおぼえながら周りを見渡すと、心配顔のメンバーの後ろにパイプ椅子とか机があって、椅子から倒れたのだと察した。
渡辺「目黒？大丈夫か？どっか痛いとか具合悪いとかない？」
目黒「.......大丈夫っす.......おれ.......倒れました？.......」
深澤「うん。今少し意識朦朧とした感じだったからまだ横になってよ。」
阿部「多分貧血だけど、今どう？気持ち悪いとか頭痛いとかない？」
目黒「.......少し.......気持ち悪い.......けど.......大丈夫っす.......」
向井「俺一応袋とかタオル持ってくるな。」
目黒「.......すみません.......話し合い.......止めて.......」
佐久間「大丈夫。話し合いなんていつでも出来るでしょ。めめ倒れてびっくりしたよ。会議中ずっと我慢してたの？」
目黒「いや.......途中から.......めまい.......やばくて.......ﾊｧ.......すません.......ﾊｧﾊｧ.......ちょ.......ﾌｩ.......気分.......」
渡辺「おおやばそう？吐く？」
深澤「めめ、ちょっと身体横にするね。吐いちゃったら苦しくなるから。」
佐久間「ラウール、俺とお水買いに行こ。ね。」
ラウール「え.......あ、うん.......」
阿部「大丈夫大丈夫。今俺らしかいないからね。」
向井「戻りました！これ袋とかタオル。あ、今使うか？めめ吐きそうなんか？」
岩本「おう康二ナイスタイミング。目黒、吐いてもいいからな。我慢するなよ。」
話してたら気分の悪さが戻ってきて、本格的にやばくなってきた。
どうやらみんなが気を使ってスタッフさんに別部屋に移動してもらい、年下のラウールも外に連れていかれたようだ。
やば.......これ吐くやつ.......
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 388人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りおな(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！検討してみますね！ぜひpart3も読んでくださると嬉しいです！ (2021年7月31日 20時) (
レス) id: 4d5a30720a (このIDを非表示/違反報告)
ここ - いつも楽しく読ませて頂いています！もし良ければ康二くんがいろいろな体調不良が重なるお話が見てみたいです！主様が良ければで大丈夫です！これからも更新楽しみにしてます！無理のないよう頑張ってください！！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: 3dc2a25844 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - はるなさん» コメントありがとうございます！書いててとても楽しかったです笑 これからも読んでくださると嬉しいです！ (2021年7月31日 0時) (レス) id: 4d5a30720a (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - りおなさん» ありがとうございます。とても嬉しいです！ (2021年7月31日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - りおなさん» お話ありがとうございます。長めのお話で嬉しかったです。 (2021年7月31日 0時) (レス) id: 9d2d32f5ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りおな | 作成日時：2021年7月4日 16時
