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阿部side
目黒「ﾊｧﾊｧﾊｧ.......ｹﾞﾎﾞｫ.......ﾊｧﾊｧ.......」
阿部「止まんないね.......めめ、手痛くなるから爪立てないよ。」
苦しいのか爪がめり込んで指が真っ白になるほど手を強く握りしめている。
その手を解いて代わりに俺の手をつなぎながらしばらく背中を摩っていると、
目黒「ﾌｩﾌｩ.......ったい.......ﾊｧﾊｧ」
阿部「どこ痛い？胃？」
胃のあたりを擦りながら痛いと訴えてきた。
移動中のことも含めると5回以上は戻してるし、ろくに何も食べられていない。
胃が荒れてしまうのも当然であるが、薬もない。
吐きながら痛い痛いと唸るめめの胃をさすり治まるのを待つ。
渡辺「部屋布団敷いてきたから連れてこ。ここじゃ休まらないっしょ。」
阿部「そうだね。めめ？部屋戻ろ。」
ラウール「僕おんぶしてくよ！最近鍛えてるから任せて！」
頼もしい最年少に背負ってもらって部屋に戻り、お腹を抱えて丸まっているめめの背中をさする。
痩せたな.......
最近グループのスケジュールをみるとめめの欄は真っ黒。個人仕事にグループの活動。
薄くなった背中を擦りながら思い返す。
目黒「ごめん阿部ちゃん.......ﾊｧ.......ﾊｧ.......」
阿部「ん？なんで謝るの。」
目黒「ﾊｧ.......うん.......ごめ.......病院行きたい.......ﾊｧ」
阿部「え、.......そうだよね。うん。病院行こ。」
自ら病院に行きたいと言ってきためめ。
そうだよな、こんなに吐いていればしんどくないわけが無い。
普段高熱だろうと偏頭痛で酷い頭痛に襲われていようと根性で乗り切るタイプ。
だからこそこれはめめの、めめの体のSOSだと感じて病院に連れていくことにした。
深澤「阿部ちゃん、めめどう？」
阿部「あ、ふっか、照、あのね、めめが病院に行きたいんだって。明日のこともあるし心配だから連れていきたい。」
岩本「え、まじか。目黒、ほんとに病院に行く？」
目黒「ｺｸｯ.......明日の撮影.......ﾊｧ.......穴あけたくない.......ﾊｧ」
深澤「.......マネージャーに車出すように頼んでくる。阿部ちゃん荷物用意しておいてもらえる？」
岩本「俺付き添うから。ほかのメンバーに説明してくる。準備終わって動けそうだったら運ぶから呼んで。」
2人とも驚いていたけどめめの様子を見て病院に行った方がいいと判断したらしく動いてくれて、マネージャーの車に照と俺で付き添い病院に向かう。
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りおな(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！検討してみますね！ぜひpart3も読んでくださると嬉しいです！ (2021年7月31日 20時) (
レス) id: 4d5a30720a (このIDを非表示/違反報告)
ここ - いつも楽しく読ませて頂いています！もし良ければ康二くんがいろいろな体調不良が重なるお話が見てみたいです！主様が良ければで大丈夫です！これからも更新楽しみにしてます！無理のないよう頑張ってください！！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: 3dc2a25844 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - はるなさん» コメントありがとうございます！書いててとても楽しかったです笑 これからも読んでくださると嬉しいです！ (2021年7月31日 0時) (レス) id: 4d5a30720a (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - りおなさん» ありがとうございます。とても嬉しいです！ (2021年7月31日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - りおなさん» お話ありがとうございます。長めのお話で嬉しかったです。 (2021年7月31日 0時) (レス) id: 9d2d32f5ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りおな | 作成日時：2021年7月4日 16時
