スノの裏側2

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深澤side


サービスエリアまであと少しって時、反対の後ろ側がザワザワし始めて何事かとのぞき込むと、どうやらめめが酔ってしまったらしい。



深澤「照、めめ？酔った？」


岩本「うん、そっち側も窓開けて貰える？着いたら少し休ませたいからみんな外に出して貰える？」


深澤「了解。服とか汚れてない？なんか買ってくるものとかあったら買ってくるけど。」


岩本「服は大丈夫そう。袋ないから袋とティッシュ欲しいかな。」



そんな会話をしているとサービスエリアに着いた。



深澤「はい！着いたよ！寝てる人起きて！一旦みんなバスから降りて各自休憩。30分くらい止まるから。」


向井「んーー！寝てもうたわ。」


ラウール「康二くん降りるよ！.......え、めめ？阿部ちゃんめめどうしたの？」


渡辺「え？大丈夫？酔ったの？」


阿部「ちょっと酔っちゃったみたい。心配しなくても大丈夫だから休憩しといで。」


ラウール「え、でも.......」


向井「行くで、ラウ、しょっぴー。阿部ちゃんがいれば大丈夫や。」



降りる時に見えためめの姿にみんな驚いていたけど、そこは察して照と阿部ちゃんを残してみんなでバスを出た。



そして必要なものを買い揃えて、心配で着いてきたがるラウールと康二を制止しバスに戻る。



深澤「戻ったよ。めめどんな感じ？」


阿部「あ、ありがとう。うーん、あんまり落ち着かない感じ。まだ気持ち悪いみたい。」


目黒「ﾊｧﾊｧ.......すみませ.......ﾊｧﾌｩ.......ｴｯ.......」


深澤「めめ少し外の風にあたろう？」



なかなか吐き気が落ち着かない様子のめめをがっちり支えて、バスの裏の人目につかない場所に連れていく。しばらく背中を摩っていると



目黒「ﾌｩ.......すみません.......だいぶ落ち着きました.......」


阿部「落ち着いてきた？それは良かった。」



岩本「まだあと1時間以上あるけどバス戻れそう？」


目黒「はい.......大丈夫っす.......」


阿部「また気持ち悪くなっちゃったらその時は止めてもらおう。」



なんとかバスに戻って、翔太から貰ったらしい酔い止めを飲んで出発する。



最初はまだ気持ち悪さが残っていたようで阿部ちゃんに背中をさすられていたが、しばらくすると、酔い止めの効果なのか眠そうになり、阿部ちゃんの肩で寝ていた。




深澤「はい！寝てる人起きて！旅館に着いたよ！荷物下ろすよー」




めめもまだ万全ではないようだがだいぶ落ち着いたようで降りる準備をしていた。

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