唇から伝染する:二口堅治 ページ5
フェチって、人それぞれで。
別に意識しなくても、ずっと見てしまうことはよくある。
「んだよ、」
おお、見すぎた?
部活終わり、部室の鍵をかけようとした
まだ、彼氏はここにいて、着替えているようだ
パサってシャツを脱ぐ、みえる腹筋
どきどきする。
「いや、なんでもない、」
ぽわぽわって、だんだん熱くなる頰。
見てたこと、バレた。
「なに、A照れてんの?」
「見惚れちゃった?」
って意地悪そうに笑ってて、いつもなら言い返せるけど…
図星で、顔を赤くさせることしか出来ない。
「もっと見せてやろうか?」
「や、いいって」
ぐわって覆いかぶさってきて両手を固定される。
これから着る予定で持っていた制服のシャツはポイって下に落として
噛みつかれるようにキスをされた。
「ハッ、Aも見せろよ」
はやく帰んなっきゃ、鍵閉めなきゃ、そう思うのに、ぼーっとする
でも、目の前でギラギラ私をみる男をみたら
体の力は弱まっていった。
唇から伝染する
想いと熱
(部室でとかありえない、腰痛い)
(お前みてたら止まんねーんだよ。)
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白玉りんご - 美穂さん、感想ありがとうございます、頑張ってみます! (2020年5月31日 17時) (レス) id: b43186313c (このIDを非表示/違反報告)
美穂 - 最高です!もし、よろしければ大地さんと烏養さんと月島明光くんをリクエスト出来ますか? (2020年5月15日 20時) (レス) id: f7b3d5ed55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白玉りんご | 作成日時:2017年4月18日 18時