帝王様の言いなりになんてならない（yb×hk）

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〜回想



いつも通り大ちゃんと伊野ちゃんと三人で帰って、家に入ったらいつもは仕事で帰りが遅いはずの母さんが帰っきてたんだ


母「おかえりー」


『ただいま。今日早いね』


「あ〜…っとね、うん。光、ちょっと話あるから今いいかな」


『え、いいけど』


なんだろ


「あのね、母さんね、明日から海外行かなきゃなんないのよ」


『は？』


か、カイガイ？


ウチは母子家庭でアパート暮らし、お姉ちゃんがいるけど大学生で、もう家を出てる

母さんの職業はファッションコーディネーター

毎日朝から晩まで働いて、今までも遠くに出張で数日家を空けることはあったけど、海外なんて初めてだ

「それで、あっちに行ってるのは三ヶ月ちょっとなんだけど、その間光には母さんの友達の息子さんが一人暮らししてるらしくて、そこに居候させてもらおうと思ってるんだけど、どう？」


いや どう？ って話が唐突すぎるよ！


『三ヶ月も知らない人のとこに住めっての？』

「うーん、強制ってわけじゃないんだけどね」

『じゃあ俺やだよ！』

「でもね、ちょーどその三ヶ月の間にこの部屋のメンテナンスするとかで中には入れなくなるんだよね。それプラス バスタブとシステムキッチンのガスコンロを取り替えてくれるらしいのよ」

『はあ?』


それってほぼ強制って言ってるようなもんじゃん！


「まあ、ある程度の荷物はもうまとめてあるから、明日学校終わったらその足でこの住所までGO！してね!じゃ、おやすみ〜♪」

『え、ちょっﾊﾞﾀﾝ』


はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!


〜回想終了〜


と、ゆーわけで次の日、母さんに渡された住所に行ったら

このクソ悪魔、薮ん家だったとゆーわけよ




それからだよ
俺の悪夢のような日々が始まったのは


何でって?

題名の通りだよ!


え、なんでこいつの言いなりにされてるか?


それは…

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