ep7 ページ8
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泣くな、泣くな、泣くな、絶対泣くな、アイドル人生どんだけ辛くても耐えてきた、涙は流さないって決めてきた、なのに、泣くな俺。
mm「ふっかさん、大丈夫だよ、ね?」
あぁ、いいや、その瞬間なんの感情かも分からない涙が止まらなかった。
メンバーはもちろん周りのスタッフさんも不思議そうにこっちを見て来るのがわかる。
そんな俺の泣き顔を必死に隠してくれる目黒。
ab「ふっか...?どうした?」
いつの間にか、隣には阿部ちゃんがいて、顔には似合わないくらいの大きな手で頭を撫でてくれた。
kj「ふかさん!どうしたの!ふかさん!」
iw「目黒?阿部?ふっかどうした?」
照がこっちに歩いてくるのを感じて反射的に目黒の服を掴んだ。
mm「っごめん!今日これで終わりだよね?もう帰るわ!」
ab「俺着いてこっか?大丈夫?」
mm「有難う、阿部ちゃん。またゆっくり話させて。」
ab「うん、勿論、ふっか?俺はいつでもふっかの味方だからね。」
やっぱり同期って最強だなって勝手に誇らしくなって阿部ちゃんの言葉に対して頷く。
目黒は軽々と俺を持ち上げて、立ち上がった。
iw「って、おい、!」
照の声が遠くなる、あーこれから、どうすればいいんだ、俺。照の前で笑えるかな。
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作者名:ぽちゃまる | 作成日時:2022年10月1日 21時