ep16 ページ17
💛
ab「拗らせてんねぇ！！」
iw「ちょっ、阿部、うるさい。」
店に着いた途端久しぶりだからとかボヤきながらお酒を飲み進めて勝手に酔って叫び始める阿部、だいぶ面倒臭い。
iw「何も拗らせてねぇし何を拗らせんだよ」
ab「えぇ〜ほっんと？なんか胸がモヤモヤァってなったりしてない？ほら、ふっかとかさぁ」
iw「だから、ないって、なんでふっかの名前出てくんだよ笑」
ab「俺はさ」
持ってるグラスを置いてさっきまでのおちゃらけはどこに行ったんだって突っ込みたくなるぐらい真剣な眼差しでこっちを見てくる阿部は思わず息を飲むくらい空気が張り詰めた。
iw「う、うん、」
ab「正直、照よりも長くふっかと一緒にいる訳よ。」
iw「うん、」
ab「ふっか今辛いだろうな〜とか、これやりたいんだろうな〜とか結構分かるわけ。」
ab「俺の精神安定剤はふっかだし、ふっかの精神安定剤も俺なの、でもそれは友達として、同期としてなの。」
iw「うん、」
ab「でもさぁ、照、照が今の今までふっかに抱いてきた感情は「友達」として？なの？」
iw「いや、だからなんでふっか笑、確かに今は同棲愛？とか浸透してきてるかもだけど俺は普通に女性の事が好きだし、それなりに、ねぇ？」
ab「それなりに、ってやってきて羽目外しすぎた照見捨てないで、ひたすら帰ってくる場所守り続けたのもふっかだよ。」
iw「っ、」
ab「っまぁ、俺にはかんけーないし？みんなが笑ってればいいんだけどねぇー」
感情切り替えスイッチでもあるかのようにまた、阿部の力が抜けた。
ab「でも、まぁ、流石に不器用すぎお前ら。」
iw 「そんな事言われたって、分からねぇし、てか、ふっかには目黒居るし、一緒に居るのが当たり前な、だけ。」
「そういうとこだぞっ！」とまた急にあざとさMaxに切り替えられた阿部に拍子抜けをしてたらあっという間に夜も更けて解散した。
続く (更新停止中)
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作者名：ぽちゃまる | 作成日時：2022年10月1日 21時
