蕾が枯れるその前に (ページ6)

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ep5 ページ6

💜

くっそ、やべぇなぁ、

照への気持ちに終止符を打ったって自分の中で思い込むようになってから数ヶ月、もう何も無いはずなのに佐久間と絡んでるのを見るとやっぱり苦しくなる。

次の撮影なのに楽屋を飛び出してた、何となく廊下を歩いてベンチに座る。

あー、今日の撮影照とだったよなぁ、戻らねぇとなぁ、なんて思いながら天井を見上げる。

iw「ふっか！！！！！」

は？

聞き慣れた声で俺を呼ぶ声が聞こえた、
恐る恐るその声の方を向くと照が立ってた。

fk「どうしたんだよ、そんなに焦って笑」

iw「いや、なんか、えっーと、なんでだ？笑」

fk「何かあった？」

iw「いや、ほら、ふっかが何も言わずに楽屋出てくって無いし、なんかあったんじゃねぇかって心配になっ...て...俺おかしいな笑ごめん、」

っ...なんなんだよ、それ

fk「飲み物買いに来ただけだよ笑」

iw「そっか、えっーと、着いてっていい？」

え？

fk「...う」

AD「すいません！岩本さん深澤さん撮影です！」

ナイスタイミング

fk「呼ばれちゃったし行くか！」

iw「そうだな、」

一緒にスタジオに向かう、久しぶりに歩く照の隣はやっぱり何よりも安心する。

懐かしいな、なんて思いながらこれが懐かしくなる日が来ちゃうんだななんて思いながら。