蕾が枯れるその前に (ページ13)

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ep12 ページ13

💛

返信が早いで有名なふっかからのLINEが届いてなくて少しそわそわしながら現場に向かった。

広い楽屋の片隅でわちゃわちゃしてる翔太と康二を横目にみんなを待つ。

fk｢っはよー｣

いつも通り楽屋に入ってくるふっかに駆け寄ろうとした、

mm｢おはようございます〜｣

目黒も一緒、か、思わず動きが止まる。

kj｢ふかさんもう大丈夫なん？｣

fk｢ん！もう！いつも通り！昨日はごめん！｣

kj｢LINEいつも通り帰ってきてちょっとは安心やったけどやっぱり心配やったからね！｣

康二は返信きたんだ、とか女々しい事を思ってる自分が嫌になる。

nb｢あれ、目黒、今日送迎車パスしてたよな？｣

mm｢あー、ちょっとね｣

ab｢おはよー、ってあれ、ふっか達の方が早かったんだ笑｣

kj｢達って何かあったん？｣

sk｢にゃはは〜信号待ちの時、たまたま隣に蓮の車が居てさ、ふっか助手席で大爆睡してたやんすよ笑｣

fk｢ちょ、っ見てたの？笑｣

ru｢えー、めめとふっかさん一緒に来たの？ずるーい！！！｣

fk｢まぁ、まぁ、笑｣

少し困り顔のふっかと優越感に浸ってる目黒
2人の表情に謎の違和感を覚えて少し胸の奥が苦しくなった...気がした。

D｢すいません打ち合わせ始めます〜｣
ｽﾉ｢はーい！｣

ディレクターが入ってきてそれぞれが準備を始める、目黒がふっかの頭をぽんっと叩いて目を合わせて少し照れてるふっかに気付かないふりをして、自分の席に着く。

帰り道、既読にもならないふっかとのLINEの送信を取り消す。