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岩本side
「…て…おき…起きて!」
軽く肩を揺すられ眠りから一気に現実に引き戻される。
目を開けると見たことの無い部屋と隣に俺を起こす知らない人の姿が。
「あれ、俺、、」
?「ごめんね、魘されてたからちょっと起こしちゃった。薬飲んで欲しいからお粥作ったんだけど、食べれる?」
なんで薬、、?と思ったのもつかの間、体のだるさと熱さで風邪を引いてることは自分でもわかった。
?「ちょっと身体起こすね」
男の人に支えられベッドボードに寄りかかる。
?「はい、熱いから気をつけて、」
お粥の入ったお椀を渡され、食べないのも悪いと思い1口掬って口へ運ぶ。
「…おいしい、」
聞こえるか聞こえないかくらいの声だったのにその人はちゃんと聞き取って「よかった〜」と安堵の溜息をついていた。
・
・
「もうむり、、」
食べたのも最初だけで食欲より体のだるさの方が勝ってしまい3分の1位で残してしまった。
?「そのくらい食べれたならいいよ!薬これ飲んでね」
薬と水を受け取って流し込みまたベッドに横にさせられる。
「あの、」
?「ん?どした?辛い?」
「いや、おれなんでここに、、」
?「え、もしかして覚えてない?!俺の名前も?!」
頷くとまぁ仕方ないかと呟いて1から説明をしてくれた。
どうやらこの人の名前は深澤辰哉というらしい。
道端でずぶ濡れになりながら蹲ってる俺を心配して家に上げてくれたらしい。そしたら熱があったらしく今、この状態だと。
「明日には下がるだろうから今日は安静にしててねそしたら帰っていいから」
深澤さんは食器下げてくるーと言い残し部屋を出ていった。
ぼーっと天井を見上げてると睡魔が襲ってきて身体はそれに耐えきれず静かに眠りについた。
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すぅ(プロフ) - ぽちたつさん» ありがとうございます^^そう言っていただけて嬉しいです、!こんな駄作ですか最後までお付き合い下さいよろしくお願いいたします、!! (2020年11月10日 0時) (レス) id: 83abd8b595 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちたつ(プロフ) - 滅茶苦茶気になっております!これからも楽しみにしておりますので、ご無理ない範囲で更新頑張って下さい!!応援しております^_^ (2020年11月7日 21時) (レス) id: 8fa565a580 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちたつ(プロフ) - 失礼いたします。お話拝読させて頂いたておりました。本日久々の更新が嬉しくてコメントさせて頂きました。少し歳の離れた設定のiwfkさん。これからどう展開して行くのか (2020年11月7日 21時) (レス) id: 8fa565a580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すぅ | 作成日時:2020年7月7日 19時