たまにはいいよね iwfk ページ10
fkside
今日は久しぶりのお家デート！
いや、同棲はしてるんだけど
いい感じにオフが重ならなくて
見事にすれ違いが起こってるわけ
まーじで誰か仕込んでんじゃねってレベルで
俺これドッキリって言われても納得するもん
とりあえず
早く布団から出たいんだけど
『あの〜…いわもっさん？』
照のせいで一ミリも動けない
え、まさかの起きてない…？
起きてなくてこの力って
俺よくつぶれてねーな
俺の体意外とつえーな
「…そーゆーことじゃねーし」
『…あの、起きてんなら応答してくれません？』
つか俺の考えてるところ当ててくるとこ歴感じるよね
あの頃からもう歳とってんだなってつくづく思うよ
俺といい勝負ってくらいほっそい体だったのに
今はもー俺なんて抱き潰せるくらい体鍛えられてるし…
時々思うもん
このまま抱き締められたら俺
複雑骨折なるんじゃね？って
あ、
複雑骨折って電車にぶつかったときくらいしかならないらしいよ
知らんけど(知らんのかーいby某事務所の先輩)
「…知らんけどって今流行ってるよね」
『もうなんか知らんけどっていってたらなんとかなるだろ感ない？』
「あー、わかる」
『無茶苦茶暴論だけどな』
「康二に言ったら怒られそ」
『関西人みーんな怒りだすよ』
「…知らんけど使いすぎなんだよ！！って？」
『いや、使い方間違ってるわ！！って』
「え、使い方とかあんの？」
『え、無いの？』
「分からん」
『…だよな、今度康二にきくわ
っておい！！！！』
「…ねぇ、急に大きい声出さないで、近所迷惑」
『あ、すいませ…じゃねーよ！！！！』
「おーいいノリツッコミじゃん」
『康二のおかげでなっておい！！！』
「…何」
『論点ずらすなよ！！』
「自分からずらしたじゃん」
『…ほんまや』
「コントはじめないで」
『んね〜…俺もうご飯食べたい。お腹空いた。ラーメン食いたい』
「朝っぱらからラーメン食ったら昼食わねぇだろ」
『ん、もう若くねぇしな』
「そこは否定しないんだ」
『…ま、歳には逆らえないから…』
「…ね」
『ぅん？』
「…結局寝るんじゃん」
『…ひかるのせい』
「あーはいはい、」
照の厚い胸板に頭を擦り付けると
トントンと心地よいリズムで背中を叩くから
「…おやすみ」
すぐ寝ちゃった
久しぶりに顔会わせたけど
こーゆー休日もありかな
なんてね
ふっか誰のもーん？ nbfk→←拝啓 大切な貴方へ mmru
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作者名：おやすみ | 作成日時：2022年11月23日 15時
