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「涼太、何処行ってたの？」
流石に時間がかかったな。
2人からの視線が物凄く痛いんですけど…。
「あのさ、俺から2人にクリスマスプレゼント…2人に似合うと思って買ったんだ。」
雪の結晶があしらわれたネックレス。
正に「Snow Man」という感じで…。
「ち、ちなみに…俺の分も買ったっていうか…3人で…お揃いというか…とにかく、貰って！」
普段はロイヤルとか、貴族とか、言われて甘い言葉なんて簡単に思いつくし、照れずにはっきりと伝えられるけど、いざ、好きな2人を目の前にしたら噛み倒して恥ずかしくなっている。
「舘さんっ！」
「涼太っ！」
目をキラキラとさせる2人。
そんなに喜んでもらえるとは…。
「ふふっ、メリークリスマス ♪ 」
「涼太の笑顔、プライスレス！てか、今すぐ身に付けるわ！」
「舘さん、マジで大切にするね！」
良かったよ。
そう言ってもらえて俺は嬉しいよ。
買った甲斐があるよね。
すぐに身に付けてもらえてネックレスも喜んでいると思うよ。
「ピアスと迷ったけど、ネックレスの方が失くしにくいかなって。」
「確かに失くしやすい。でも、ピアスも可愛いかもな。」
「翔太はピアスの方が良かった？」
「いや、涼太と同じならネックレスに決まってる！」
熱量が凄いんだけど…。
「照はどう？」
「俺も舘さんとお揃いなら、迷わず、ネックレスだね。」
こっちも熱量が半端ない。
そんなに俺と同じがいいんだ…。
「ありがとう、舘さん。」
「ありがとう、涼太。」
「どういたしまして。こちらこそ、ありがとう。こんな美味しいご飯を食べて夜景を見て、俺からしたら最高のクリスマスだよ。」
幸せってこういう事を言うんだろうな。
こういう時間をこれからも翔太と照と沢山、共有していけるといいな。
お会計を済ませ、再び、外に出る。
横目でチラッと左右を見ると俺があげたネックレスを付けて破顔してる2人。
イケメンが台無しだぜ…。
「…隣でニヤニヤすんの止めてよ。こっちが恥ずかしくなるから。」
「一生の宝物を貰ってニヤけない方がおかしい。」
「大袈裟だよ、照。」
「涼太、全く大袈裟じゃない。俺たち、めちゃめちゃ嬉しかったんだから。あまり愛情を表に出さない涼太からのプレゼントなんて滅多に無い無い。いやークリスマスを作った人に感謝だわ。」
幸せを感じていた俺が馬鹿だったのかな？でも、まあ、今日ぐらいはニヤニヤさせてあげるよ。
「じゃあ…聖なる夜に感謝してね。」
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果恋 - こちらこそありがとうございます (2020年5月5日 22時) (
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赤雪(プロフ) - 果恋さん» イベントごとや気分で更新していきます。メンバーの誕生日や季節ごとの行事など、マイペースですが、これからも作品を宜しくお願いします。 (2020年5月5日 22時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
果恋 - 本当ですか！ありがとうございます！ (2020年5月5日 22時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
赤雪(プロフ) - 果恋さん» コメントありがとうございます！確かにあまり無いですよね涙 これからもマイペースですが、更新していきます！ (2020年5月5日 22時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
果恋 - 舘様が愛されている小説が珍しいので、すごく嬉しかったです！これからも更新お願いいたします！ (2020年5月5日 21時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤雪
| 作成日時：2019年12月21日 20時
