物理的な距離が遠すぎる【角名倫太郎】

4話 ページ6

決勝までまだまだ時間があったのでジュースを買いに歩いていると









「はっ！」








稲荷崎高校の人達が集まっていた






「い、いる…角名くんがっ…」






これはチャンス！
もう二度と会えないという確率もある！





声だけでも掛けておこう！








「角名倫太郎さん！」







流石に最初からくん付けは慣れ慣れしいのでさん付けだけど
↑本当はくん呼びしたい！







「え、俺？」







「そうです。えっと…決勝頑張ってください






では」








一瞬目があったよ！
ていうか逃げるように帰ってきてしまった









結果、稲荷崎高校は決勝で井闥山学園に負け、
準優勝だった







.









.









それからの日々は





「お母さん、兵庫に引っ越ししない？」







「しないわよ」








「ちょっと！角名くんの写真誰か持ってる人いないの！？」








「角名くんはアイドルか」







頭の中は角名倫太郎くんでいっぱいになりました
↑なんかキモチワルイ文章だな

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