11話 ページ13
「A、角名くんと一緒にいたんだね!」
「…君のおかげでね」
特に何かをしたってわけではないのに疲れた…
「せっかくここまで来たんやし、練習するけど見学してく?」
「え、見学なんてしていいの!?」
冬佳がワクワクした表情をしていた
でも、
「いいえ、見学はしません
一月の春高で存分に驚きたいので!!」
「「えっ」」
「ま、まじでA言ってる?」
「もちろん、何より見学しても結局邪魔になっちゃうかもしれないし、不法侵入になっちゃうかもしれないし」
「あ、確かに」
まあ、いちばんの理由は帰りの新幹線に間に合わないっていう理由なんだけどね
日帰りだよ!?日帰り!温泉かっ!
母ちゃんもっと金出せや!
まあ、それはいいとして
「てなわけで、今日見れなかった分春高を楽しみにしています!一日ありがとうございました!」
「これはすごい期待されてんなあ」
「さりげなく発破かけられてんで、
「いちいち言わんでもわかっとるわ!」
「じゃ、春高頑張るから楽しみにしててね」
最後に角名くんは私に笑いかけた
「はい」
.
.
帰りの新幹線…
「A、カッコつけてたでしょ」
「いや、べつにぃ?」
稲荷崎高校…
「珍しい子やったなあ」
「だいたいの子が喜んで見学するのにな」
「あ、」
「「?」」
「名前聞いてなかった」
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白河 - ありがとうございます!!長い間更新停止になっていたのですがこれから少しずつ更新していこうと思います!! (2020年10月24日 18時) (レス) id: d952c3805f (このIDを非表示/違反報告)
無名の雑魚Na - めっっちゃ好きでした!!! (2020年10月16日 7時) (レス) id: 323c2d6c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白河 | 作成日時:2020年4月24日 13時