一通のファンレターPart4

side;Genki ページ13

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それから1ヶ月








Aはすっかりよくなり退院した。





お医者さんいわく、


白 血 病 の人が


こんなに綺麗に完治することは珍しいらしく、



Aは『難病・白 血 病を綺麗に完治』



という見出しで新聞に載った







そして季節は冬





今日は12月24日




クリスマス





もちろん僕はAと過ごしている





A「もう夜だねぇー」




玄樹「ね。寒くない？」




A「大丈夫」




玄樹「あのさ、



ついて来て欲しいところがあるんだけど…」




A「どこ？」





玄樹「目つぶってついてきてね？」




A「ゎ、わかった…



はなさないでね？」









そしてついた場所は






玄樹「目開けて良いよ」





Aはゆっくり目を開けた




A「…







わぁ…」




そして柔らかく微笑んだ





A「きれい…」







連れてきた場所は





街中にある、




大きいツリーが2本あり



綺麗にイルミネーションで飾られている所






A「すごいね！綺麗！！」





玄樹「写真とろ？」




A「うん！」




僕は



近くにいた人に頼んで写真を撮ってもらった





玄樹「ねぇ」



A「んー？」




ツリーを見ながら返事をするA





玄樹「僕がAを


ここに連れてきた理由わかる？」






A「さぁ…どうして？」





玄樹「ここね、好きな人と見ると」









『一生一緒にいられるの』









A「…え」







玄樹「あともうひとつあってね、



一緒に写真撮ると」









『結婚できるんだよ』









A「玄樹…」








玄樹「4年後に









僕と結婚してくれますか？」

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