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「 ただいまぁ 」
母「 おかえり。もうご飯食べる？ 」
「 ん〜、まだいいっ！ 」
母「 じゃあお腹が空いたら言ってね 」
「 はぁい 」
自分の部屋に入るなりベッドに飛び込むと
棚の上に置かれてあるカレンダーに目がいった。
「 今日で９月も終わりだ … 」
" ９月 " と大きく書かれた紙を一枚ちぎる。
そこにはもう夏の気配は一切無い。
ハロウィンの絵柄が印刷されていて秋を感じさせる。
「 亜嵐との記念日ももうすぐだなぁ 」
毎月１９日。
わたしと彼が付き合った記念日の日。
いつも何かサプライズやプレゼントをあげたい、と
思ってはいるけど実際の所は何も出来ていない。
むしろ、亜嵐の方がわたしのことをいつも喜ばせてくれていた。
白濱『 記念日って何あげればいいかわかんねぇ … 』
『 え？ 』
白濱『 … ん！ 』
『 えっ？ 何これ、かわいい〜！ 』
初めての記念日は写真立てをくれたんだっけ。
なんだか懐かしい気持ちになって、久しぶりに
棚の奥に埋まってた写真立てを前に出した。
そこにはわたしと亜嵐が変顔をしてる写真が。
「 ふふっ、なんでこの写真にしたんだろ 」
.
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母「 A、ご飯 … って寝ちゃってる 」
いつの間にか眠ってしまっていたわたしに
お母さんがそっと毛布をかけてくれていた。
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がぶ。 - 私は、小説を見てきましたがこれが本当の恋愛なんだなって思いました。感動して涙出ちゃうくらい素晴らしかったです。私も恋愛頑張ってみます...笑 (2020年6月19日 6時) (
レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)
2004mizutama110(プロフ) - 小説ですこんなに涙が出たのは初めてです。キュンともしたし悲しくなったし、この小説でなにか大切なものを教わった気がします。当たり前が当たり前ではないこときちんと胸にしまっておきます。これからも頑張ってください！ (2019年5月3日 9時) (レス) id: b785d734bb (このIDを非表示/違反報告)
あやの - とても感動して涙が止まならくて切ない気持ちになりました 初めて小説でこんなに泣きました これを読んで大切な人や周りの人にちゃんという事が大切なんだと思いまいた 明日が来ることは当たり前じゃないんだと改めて気付かされました これからも応援しています (2019年3月24日 2時) (レス) id: 1be5b8d162 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - とても感動しました無意識に泣いていてすごく苦しくて悲しくて切なくて人をこんなに感動させる素晴らしい作品でした！また、次のお話が楽しみです!! (2019年1月18日 23時) (レス) id: 69de222a61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めて短編小説で号泣しました。え、亜嵐死んじゃうの？って思ったけどすごく読んでて悲しくて苦しくて、気づいたらボロボロ涙溢れてました、感動しました。 (2019年1月2日 14時) (レス) id: dfdcbb566c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ ＜ amimimi... ＞ | 作成日時：2015年11月23日 16時
