働く最恐メイド�� ページ8
その後、おふたりは仕事があるため執務室を退出し、今度は4階の執務室へと向かう。
次に向かうはオスマン様のところだ。外交の予定などを聞くのは、彼が適任だろう。
……適任なんて、上から目線すぎたか。
最近少し気が緩みすぎだな。もっと気を引き締めて業務に取り組まなければ。
『オスマン様、来月執り行われる予定の外交や舞踏会の予定をお聞きしたくまいりました。お時間ありますでしょうか。』
tn「Aか、入ってええよ」
失礼します、と一礼して中に入る。
部屋の中は温度差というかなんというか……というものがハッキリしていて、トントン様のデスク周りは冬かと言うほど寒そうだ、近寄っていないけど分かってしまうほどに。
os「Aちゃんめぅ〜、珍しいね、急に外交の予定聞きたいって……どしたん？」
『実は、本日行われる国家予算の策定に私も参加することになりまして』
tn「あﾞ？おいグルさん、どういうことや」
gr「Aはメイド長だ。俺や幹部の視点からではなく、違う視点での意見も取り入れたかったらな」
紅茶を嗜みながら飄々と答える総統閣下に感動するのも束の間
os「本音は？」
gr「国家予算の策定という名のお茶会にAも招きたかった」
tn「ハァ……そんなことやろと思ったわ、大体Aも通常業務があんねん、そこんとこ考えたりや」
gr「Aから許可は貰っているんだ、いいだろう？」
まるで子供のようにトントン様の説教を躱す総統閣下に、心の中でひとりため息を着く。
…こういう所は、私がいた頃から変わらないのね。
os「ん〜と、来月の予定は……Q国とR国との外交と、舞踏会じゃないけど、R国のご子息の生誕祭やね。うへぇ、嫌な国ばっかりや」
やれやれと言ったふうに肩を竦めるオスマン様。確かQ国は、化学などの研究学が発達している国で、R国は絶対王政、ウチとは反りが合わない国だったような。
ht「Q国の奴らは礼儀がなってないんだよ。上辺だけとはいえ、R国の方がまだマシ」
”ほんとに殺してやろうかと思った”
物騒だと思いつつ、少し賛同してしまう自分もいる。1度だけ道案内をしたことがあるが、もう彼らの顔は命果てるまで見たくない。
gr「どうだ、資料作成の方は順調か？」
『ええ。あと1時間もあれば、完成するかと』
tn「すまんなあ……」
『いいえ、トントン様こそ、もう少しお休みになってください』
トントン様が驚いたような顔を見せたが、気にしないでおこう。
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ゲリラ - ciもグルだったかぁ〜 こんばんは!コメント返しありがとうございます｡こちらこそ読ませていただくのでよろしくお願いします^ - ^夢主が今まで演技してたのも良いし､その演技を辞めたのも良い😭これからも更新頑張ってください (4月14日 23時) (
レス) @page25 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！私もこういう系で主人公が誰一人として信じて貰えないのを疑問に思っていたので、安心していただけて良かったです！これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (4月14日 10時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - こんばんは!初めて読みましたが夢主が論破しようとしているシーンは最高ですね( ^ω^ )しかも何でみんな信じてあげないんだ!!と思いましたが信じている人もいて安心しました!更新待ってます!頑張ってください❣️ (4月13日 22時) (レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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