働く最恐メイド�� ページ7
”んで、資料やっけ？どれが欲しいん？”、と、デスク周りを漁り始めるコネシマ様。眼鏡をかけているのか、珍しい。
失礼だが、コネシマ様はこんな容姿でも誠実な御方だ。だからこそ、国家予算の管理は彼に一任されている。
初めて彼を見た時は、それはもう初めて総統閣下を見た時くらいびっくりした。
『今月使った備品や武器の総額を知りたいのですが……』
kn「ん、嗚呼、あったで。」
渡された書類の総額の欄を見て、思わず絶句する。まさか、こんなに乱闘騒ぎの被害が出ているとは……
硬直した私を見て、コネシマ様は笑う。
kn「やっぱそうなるよなぁ……俺もまとめる時毎度思ってんけど、内ゲバは辞められへんのよなぁ」
うんうんと勝手に頷きながら納得するコネシマ様を見て、ひとりツッコむ。いや、やめてくれ、と。
資料に目を通していくうちに、また新たなことに気がついた。
『……奇襲部隊の破損額が、少ない？』
kn「だから言ったやろ？内ゲバは辞められへんから、自分の部隊の破損額ぐらいは少なくしてん。」
”金やって、無限に沸くわけやないしな”
ut「シッマ……お前心あったんやな！」
kn「いや心あるわ！！！」
やっぱり、コネシマ様は誠実な御方だ。
『コネシマ様は、誠実な御方ですね』
kn「んな事ないで。したら、Aやって俺から言わせれば”完璧”や。」
『そう言っていただけて光栄です』
ut「はいダウト、お世辞でもなんでもないよ？実際、Aちゃんは完璧やしな」
やはり、ここの幹部様方はお優しい。少し心配になるほどに、優しすぎる。
私は全部捨ててここに来て、守るべきものは総統閣下、幹部様方、そしてメイドのみ。対して皆様は、国民や、私達部下も守らねばならない。
……守ってもらえることを、期待している訳では無いが。
『完璧……ですか』
__じゃ、お前は今日から最恐メイドだ。きょうは、怖い方の恐な__
__なに、いきなり__
__俺が言うからそうなんだ。__
__いつもと変わらず横暴ね__
……否、私はあの時から、守られる人間では無い。
『やはり少し、その言葉には語弊があります。』
kn「？謙遜もそこまで行くと、そろそろうざいで」
『いいえ、謙遜している訳ではなく。』
謙遜なんて、今更しない。褒め言葉なら言われ慣れてるのよ、生憎。
『私は、最恐メイドですので。』
ut「！やっぱ、グルちゃんのお気に入りなだけあるわ」
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ゲリラ - ciもグルだったかぁ〜 こんばんは!コメント返しありがとうございます｡こちらこそ読ませていただくのでよろしくお願いします^ - ^夢主が今まで演技してたのも良いし､その演技を辞めたのも良い😭これからも更新頑張ってください (4月14日 23時) (
レス) @page25 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！私もこういう系で主人公が誰一人として信じて貰えないのを疑問に思っていたので、安心していただけて良かったです！これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (4月14日 10時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - こんばんは!初めて読みましたが夢主が論破しようとしているシーンは最高ですね( ^ω^ )しかも何でみんな信じてあげないんだ!!と思いましたが信じている人もいて安心しました!更新待ってます!頑張ってください❣️ (4月13日 22時) (レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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