働く最恐メイド ページ6
gr「そういえば、A。今日の国家予算策定だが、急遽お前にも参加してもらうことになった。何か予定はあったか？」
『いえ、通常業務だけでしたので大丈夫かと。何か資料等の作成は必要でしょうか？』
gr「今月使った備品や武器の総額、来月執り行われる外交や舞踏会に使う総額をまとめてきてくれ」
『畏まりました』
gr「急で悪いが、出来次第始める。鬱経由で俺に連絡してくれ」
『承知しました、少々お時間いただくと思います。ご了承ください』
gr「構わん、では、また後で会おう」
無事に朝食を食べ終え、通常業務に戻ろうとした時、総統閣下より任を仰せつかった。
私の分の仕事はミィナとその他のメイドが片付けてくれるだろうし、これもいい機会だ、新人メイドを教育しよう。
『ミィナ、急遽私も国家予算策定に参加することになったから、総じて4時間ほど空けるけど、大丈夫よね』
mi「はい！新人メイドをしごいでおきますので、ご心配なく！」
『今年は割と多く入ったから大変だと思うけれど、頑張って』
mi「私も新人時代を思い出します……もうここに仕えて、5年になりますし。」
『あら、もうそんなに？』
mi「まぁ、私は完全に国ができてからですので……A様は、建国初年からでしたっけ」
『ふふ、もう7年よ。あなたよりは、年が上の時に仕えたけどね』
もう私の同期は、だれひとりとして残っていない。私の次の世代のメイド達も、みんな居ない。
悲しくないと言えば嘘になるが、悲しいと言っても嘘になる。所詮、そこまでしか思っていなかった。
『じゃあ、私は仕事に取り掛かるから、あとはよろしくね』
お互いに別れ、ミィナは使用人棟、私はコネシマ様の執務室……二階の執務室へと向かう。
幹部用食堂と同じ階にあるため、そこまで移動距離は長くない。少し歩けば、すぐ着く距離だ。
『コネシマ様、国家予算策定の資料でお貸しして頂きたいものがあり参りました。お時間よろしいでしょうか』
コンコン、と軽くノックをすれば、思ったより早く、そして思っていたのと違う人物が扉を開けた。
『鬱様、ご機嫌麗しゅうございます。』
ut「あ、Aちゃんや〜ん。僕に会いに来てくれたん？」
『申し訳ありませんが、今回はコネシマ様に御用があってお伺いしました。』
kn「お、Aやん。国家予算策定って……お前も来るんけ？聞いとらんかったわ」
……言っていなかったのか、総統閣下。
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ゲリラ - ciもグルだったかぁ〜 こんばんは!コメント返しありがとうございます｡こちらこそ読ませていただくのでよろしくお願いします^ - ^夢主が今まで演技してたのも良いし､その演技を辞めたのも良い😭これからも更新頑張ってください (4月14日 23時) (
レス) @page25 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！私もこういう系で主人公が誰一人として信じて貰えないのを疑問に思っていたので、安心していただけて良かったです！これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (4月14日 10時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - こんばんは!初めて読みましたが夢主が論破しようとしているシーンは最高ですね( ^ω^ )しかも何でみんな信じてあげないんだ!!と思いましたが信じている人もいて安心しました!更新待ってます!頑張ってください❣️ (4月13日 22時) (レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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