最恐メイドは褒められる ページ5
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そろそろ辞めろ、なんて声をかけようとしていた……いや、もう少し前からかけようとしていた。
『いくら幹部様とはいえども、総統閣下も交えたお食事で乱闘騒ぎ……どうかお控えいただけますよう、お願い申し上げます』
淡々と無表情で言い切った彼女は、幹部ふたりの拳を同時に受け止めている。
シャオロンは他より筋肉がないと言えど幹部。それを軽々受け止めるのは容易ではない。ロボロとか筋肉ダルマやしな。
それを全て力で受け止めているのなら、是非ともそのトレーニング方法を教えて欲しいものだ。
sha「え〜、邪魔せんでや、A。折角ロボロと久々にやれると思ったんに……」
rbr「ばｯ、ちょｯ手ｯ…！？！？」
シャオロンは不貞腐れている様子だが、片方はそれどころでは無い。
普段乱闘を起こさない(まあ乱闘起こさんくても女性慣れしてへんから意味無いけど)ロボロは、顔を真っ赤にして慌てふためいている。
『申し訳ありません、ですが、総統閣下からの命令ですので。』
sha「えｯ、冗談やん！俺らが悪いしな。さっさと飯食おや」
始めたのはお前やぞ、シャオロン。
そんなことを言えばまた内ゲバが起こる未来と、トントンが粛清剣をぶん回す未来が見えたので、口を閉じで置いた。
俺こいつらと違ってバカやないし
『？ロボロ様、大丈夫ですか？』
rbr「だ、大丈夫やで！！」
ロボロとランは隣の席のため、結局ロボロがあたふたしている。それを向かいの席で見る俺、いじるネタが増えるがあまり気分はいいものでは無い。
何となく対抗したくなったため、Aに話かけた。
「なあなあ、A。なんでそんなに強いん？」
『なんで……ですか』
「差別しとるわけやないけどA女やん？やから、鍛えとるんかなって」
Aは手を止め、物思いにふけるように目を伏せる。謎に緊張してしまい、永遠とも思える時間が経ったあと、Aは口を開いた。
『私には、あにがいるのですが……その影響かと』
「……そいつ、強い？」
『ええ、私なんかよりずっと強くて、賢い御方です』
「……じゃあ、俺とどっち強い？」
少し、意地悪をしたつもりだった。Aのそのカオ以外が見れたらいーなーって、思っただけだった。
彼女は先程とは打って変わった様子で、愉しそうに笑って言うのだ。
『無論、あにです。』
「ふーん……是非ともその面、拝んでみたいわ」
『そうですね』
案外、近くにいたりして。
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ゲリラ - ciもグルだったかぁ〜 こんばんは!コメント返しありがとうございます｡こちらこそ読ませていただくのでよろしくお願いします^ - ^夢主が今まで演技してたのも良いし､その演技を辞めたのも良い😭これからも更新頑張ってください (4月14日 23時) (
レス) @page25 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！私もこういう系で主人公が誰一人として信じて貰えないのを疑問に思っていたので、安心していただけて良かったです！これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (4月14日 10時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - こんばんは!初めて読みましたが夢主が論破しようとしているシーンは最高ですね( ^ω^ )しかも何でみんな信じてあげないんだ!!と思いましたが信じている人もいて安心しました!更新待ってます!頑張ってください❣️ (4月13日 22時) (レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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