最恐メイドの朝 ページ1
『……よし、』
きっちりとメイド服を着用し、姿見で最終確認。メイド長たるもの、皆の手本となるような存在でなくてはならない。
途中すれ違う新人メイドと軽く挨拶を交わしながら、我が国の最高権力の部屋へと向かう。
『総統閣下、本日のご予定の確認に参りました。お時間よろしいでしょうか。』
gr「うﾞ……あぁ、入れ」
……相変わらず、朝は少し苦手なようだな。
『失礼致します。本日のご予定といたしましては、トントン様、コネシマ様、エーミール様、オスマン様との国家予算の策定。続きまして、本日締切の書類の確認です。医療品、武器、書物、監視カメラ等の補充、発注の許可。』
『第一訓練場、先日ゾム様とシャオロン様の内乱により出た被害、窓ガラス約20枚の発注許可。』
『最後に、ひとらんらん様からの伝言を読みあげさせていただきます。”ゾムとシャオちゃんのせいで花がダメになったから、正式に処していい？”と、これで以上になります。』
こういう伝言は急にが多いから少し困る。ひとらんらん様の様に紙に書いてくれる方もいるのだが、その他の方々は口頭かつ早口なため、何を言っているのか分からない時がある。
gr「国家予算の策定今日やったか……というか、ゾムとシャオロンはいつ内ゲバしたんだ？」
『昨日の訓練時間中です。既に清掃済みです』
gr「迷惑をかけたな、お前らも忙しいだろうに。」
『もったいなきお言葉、それこそ私達メイドの仕事ですので。』
gr「今日の茶会のスイーツはわかるか？」
『総統閣下はショートケーキ、付け加えまして、紅茶はディンブラとなっております。』
gr「毎度いいペアリングを考えるものだ……そろそろ朝食の時間だな、準備もあるだろう、下がっていいぞ。」
『お気遣い感謝します。では、お先に失礼致します。』
最初こそこの扉を開くのも緊張したが、今となっては慣れたものだ。気持ちをリセットするのにちょうどいいし。
そろそろ食堂へ向かわなくては、幹部様方が集まってしまう。
「あ、A様！！全て準備整いました！」
『ありがとう、ミィナ。もう少しで幹部様方が到着されると思うから、私達は急いでここを__________』
「出なくてもええやん、なぁ？」
mi「ぞ、ゾム様！？おはようございます！！」
zm「おはようさん。ちょっとコイツ借りるから、お前ら先仕事戻り」
……嗚呼、朝から忙しいな。
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ゲリラ - ciもグルだったかぁ〜 こんばんは!コメント返しありがとうございます｡こちらこそ読ませていただくのでよろしくお願いします^ - ^夢主が今まで演技してたのも良いし､その演技を辞めたのも良い😭これからも更新頑張ってください (4月14日 23時) (
レス) @page25 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！私もこういう系で主人公が誰一人として信じて貰えないのを疑問に思っていたので、安心していただけて良かったです！これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (4月14日 10時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - こんばんは!初めて読みましたが夢主が論破しようとしているシーンは最高ですね( ^ω^ )しかも何でみんな信じてあげないんだ!!と思いましたが信じている人もいて安心しました!更新待ってます!頑張ってください❣️ (4月13日 22時) (レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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